第61回葬祭セレモニー司会術【ベーシック講座】(井手)

 

21年目に突入した【ベーシック講座】。

 

考えてみたら私の人生で1/3以上、この講座を続けているということです。

 

こうなると生活の一部だ。

 

だから長く続けている気がしない。

 

 

 

今回は、北海道から鹿児島まで幅広く参加者が集まってくださいました。

 

それぞれの県のお葬式やお墓の違いなどもお話できて良かったです。

 

当然のことですが、自分がやっていることと同じことを

 

他の地域もやっているものだと、つい思ってしまいがちですから。

 

 

 

例年、春になって桜が開花する頃に2回ほど開催されます。

 

我が家の玄関にツバメが巣作りをはじめると、

 

徐々に司会講座から葬祭デイレクター受験対策講座へ移行します。

 

その対策講座は、今年22年目を迎えます。

 

勿論、スケジュールさえ取れれば、その間も司会講座は受付けております。

 

9月になって、夏の喧騒が無くなる頃から再び司会講座が多くなります。

 

20年間程、年間を通しての生活のリズムが変わりません。

 

面白いものです。

 

さて、講座の中で1年半前に参加された方が再びご参加です。

 

それは事前アンケートに書いてありましたから分かりました。

 

いつもなら「巧いですね! 習いに来る必要はありませんよ」とコメントしたら、

 

「実は、〇年前に一度受講しています」となるのです。

 

名前を見ても記憶がありません。

 

実際にあっても、残念ながら記憶が甦らない。

 

ハッキリ云って、こんなに上手な人が記憶に残らない訳がないので、

 

考えられることは、以前いらした時は上手くなかったということでしょう。

 

最後の課題発表が終わり、その事を率直に申し上げたら

 

「先生、私凄く下手で、あれやこれや言われました」

 

「あ、ごめんなさい…(いつもこの調子)」

 

「只、当時いただいたCDを聴いて、ひたすら練習しました」

 

CDの威力は、私は気づいておりますが、このようにしてドンドン上達しているのです。

 

私が、まったく知らないところで。

 

しかも、かなり大勢の司会者が…。

 

 

 

ここ23年司会講座の参加者が減ったのは、時代の流れもあるでしょうが、

 

参加された方々が持ち帰ったCDのお蔭で、上達する司会者が増えたのも理由でしょう。

 

だから、リピートの会社が圧倒的に多いのと、指導する立場の方の参加が増えています。

 

参加者が少なくなるのは困りますが、結果としてOKでもあるのです。

 

 

 

次は秋に司会講座開催ですが、

 

その前にフーネラル・ビジネスフェアで無料講座を開くかもしれません。

 

オブザーバーが自由に見学できるようなスペースで、

 

普段のベーシック講座が、どんなことをやっているのかを知ってもらえればありがたい。

 

正式に決定すれば、また宣伝します。

 

 

 

では、ご参加の皆さん、大変お疲れ様でした。

 

頑張ってください。