「うつヌケ」を読んで (井手)

 

癌や糖尿病と並び、今や国民病とも言える「うつ病」。

 

かくいう私も脳梗塞を患い、ある程度回復するまでの時期、

 

自称「うつ病」だったと思う。

 

当時は頭の中がボンヤリと暗くて、スッキリと晴れたことが無かった。

 

何もかもがどうでもいいような、そんな気分の自分が嫌だった。

 

多分、2ヶ月位だったろう。

 

それが、突然治った。

 

原因は、まるで分らない。

 

運が良かったのではないだろうか。

 

 

この「うつヌケ」という本は、手塚治虫氏や松本零士氏のパロディで

 

名を馳せている田中圭一氏の著作です。

 

田中氏自身がうつ病にかかり、10年以上の苦しみから抜け出せた話。

 

また、同じうつ病に苦しみ、見事にそこから脱出した方の話を、

 

分かり易くマンガで綴ってくれています。

 

 

 

うつ病からの抜け出せた「その道」に決まりはなく、

 

ここに書いてあるのは、そのままの例示として希望の数なんです。

 

多くのヒントが、今現在苦しんでおられる人にとっての処方箋でしょう。

 

色んな形で「うつ病」から抜け出せた人が居るということは、

 

前に足を進める確かな力になってくれるでしょう。

 

 

 

悩んでいる方は、是非、手に取ってみてください。