取り敢えず「にっ」 (井手)

 

悲しいから「泣く」のか。

 

「泣く」から悲しいのか。

 

楽しいから「笑顔」なのか。

 

「笑顔」だから楽しいのか。

 

 

 

身体の変化と感情については、心理学上様々な説があります。

 

その中の一つ、「表情フィードバック説」です。

 

表情筋の動きが感情を呼び起こす、これはあるのでは。

 

 

 

イライラしている時、

 

不安な気持ちでいる時、

 

緊張している時、

 

それぞれ何とも言えない「さえない表情」の筈。

 

それは当然の表情ですが、

 

口元だけでも笑顔を作ってみたら、

 

表情筋の動きが感情を呼び起こしてくれるかもしれません。

 

 

 

 

何故こんなことを言うのかと申しますと、

 

司会をしている人の「呼吸」が違ってくるからです。

 

緊張している人は、間違いなく緊張した「息」なので、

 

緊張していることが他者にバレバレです。

 

声になる前の「息」が最初の勝負ですから。

 

 

 

取り敢えず「にっ」、それだけで軽い笑顔。

 

やってみましょう。