昨年からフェイスブックが、「〇〇した驚きの結果」
というタイトルを付けたりして、中味が伴わない記事を載せている
「釣り記事」の排除に乗り出した。
しかし「釣り記事」かどうかの判断は人口知能(AI)には難しいらしい。
そこでスタッフが実際に記事を読んで判断するらしい。
それは大変な作業だ。
まずAIがそれらしきタイトルを見つける。
その都度、スタッフが確認をする…というのだが。
まあね、こちらは釣り記事を読む時間は無駄だからなあ。
でも、早く優秀な人口知能(AI)を作ってください。

ところが今年に入り、ニュースアプリを運営する「グノシー」が、
フェイスブックと同様のことをやりだすという。
つまらない「釣り記事」で読者が減るのを懸念しているらしい。
そこで各記事に「気に入らない」とか「満足している」とか、
読者に評価してもらうようになるらしい。
いよいよ日本人全員が批評家モドキである。
SNSはいつの間にか世の中を変えていく。
面白いよなあ。
こういうSNSの力は、気を付けねばならないこともある(デマなど)けど、
災害時だとかに大きく役立つようにしてもらいたい。
「釣り記事」と災害時の「デマ」は、根底が共通しているような気がする。
災害時に「デマ」を流すような人を根絶するには、「釣り記事廃除」も役に立つかも。
SNSの潜在力は、良くも悪くも巨大だ。