先日、講習会でお世話になった福島県。
その福島でパナソニックが「人工光型 野菜工場システム」でレタス栽培をしている。
白物家電を始めとして売り上げが大きく落ち込んでいる時代。
電機メーカーが見据えていたのは…
農業の工業化だった。
農業が天候に左右されなくなる。
気象条件で生産量や品質が変わることもない。
経験や勘に頼るウエイトが大きすぎて安定収入が望めないのも解消する。
しかし、自然に頼らないということは、太陽の恵みは必要なくなるのか。
土や泥で汚れることも少なくなるだろうし、虫や雑草はどうなるのだろう。
勿論、事業が将来的にどうなるかは未知数である。
でも面白いチャレンジだ。

そんな時代だからこそ古いイメージに囚われてはいけない。
もう農業も工業もないのだ。
農業の現場で「AI」が気温や水量などを調整する。
当たり前のことになるだろうな。
農業ロボットだから、ロボット名は「JAI」だったりして(笑)。
大学へ入った愚息が畜産をやりたいだって。
何にでもチャレンジしてくれ、そんな時代だ。
但し、私は畜産の事は全く分かりません。
そうか、4年後パナソニックに就職して野菜工場で働くっていうのも面白い。
では。