自動運転 (井手)

 

1819世紀に英国で起きた、蒸気機関の発明による第1産業革命。

 

1920世紀、石油と電力を活用し、大量生産を可能とした第2次産業革命。

 

そして、20世紀後半からのコンピュータ制御を活用した第3次産業革命。

 

そして人工知能(AI)の発達、情報通信の高速化が待ったなしで進む中、

 

4次産業革命は時代の必然。

 

現在は、第3次から第4次への革命の過渡期です。

 

 

いよいよ可能になってきた自動運転。

 

日本では自動ブレーキに注目が集まっているが、

 

本来なら、自動運転の方が良いに決まっている。

 

 

 

毎年世界では、自動車事故で命を落とす人が約125万人。

 

自動運転技術の確立によって、この内9割以上の命が救えると見られている。

 

社会的なイノベーションになるのは間違いない。

 

 

 

自動運転、その現在の進捗状況は通常時にドライバーが運転操作しない

 

「レベル3」と言われる段階の開発が終わった辺りにいる。

 

来年には「レベル4」の技術の確立を目指し、予定通りに行けば2019年~2020年、

 

遅くとも東京オリンピックの年には自動車メーカーに搭載したい。

 

それが現段階での目標のようだ。

 

 

 

開発の肝は「ディープラーニング(深層学習)」と呼ばれる手法だ。

 

これは充分に活かしきれていない医療部門のカルテなどにも応用が期待されている。

 

今や大量のデータを並列処理する半導体と、AI分野の開発が脚光を浴びている。

 

 

 

加速度的に進む第4次産業革命。

 

AIを活用しながら最適化することで、従来とは別次元の効率化が実現される。

 

最大限の効果を上げるためには、企業や国の垣根を越えてつながることが必須条件であり、

 

各国・各企業の変化に応じる力が試されているのだろう。

 

 

 

後10年もすれば、世界はガラっと変わりますね。