5月下旬から8月の上旬まで、葬祭ディレクター技能審査対策講座で全国を巡っている。
今回は2級の受験者が対象だが、参加者が意外と少なかった。
昨年、学科試験で落ちている方が多いと思うのだが大丈夫だろうか。
1級ほどではないにしても、独学で受験しますは心配だ。
短期だけでもネット会員になれば、その間、膨大な模擬試験を試せるのに…
帰路、二日間の講習を受けての感想を受講生から聞いたのだが、
やはり先輩方は「2級は割と簡単だから…」等と云われて参加したらしい。
来てみると「話が違う、簡単じゃないよ」との感想を持ったようだ。
昔と今では比較にならない。
数年前まで、いや2年前までは極端に優しかったと言えるかもしれない。
今、求められる「葬儀社像」が変わりつつある。
主に顧客である「現在の物言う老人たち」が望む人材の姿をイメージすれば理解可能だ。
厚生労働省が認定して22年目の試験だが、最初の頃とはまるで違うのだ。
法律や制度が増え、また以前の制度が毎年のように改正されたりしている。
また、終活でお年寄りが知りたい事柄には詳しくあって欲しい。
そして勿論、葬儀に関しても、宗教に関しても同じだ。
覚えることの深度がより深くなると同時に、
浅くてもいいから幅広い知識が問われる部分が共存している。
その結果、難易度が徐々に上がってきている。
本日の結果は気にしないこと。
今後、学科については連続で模擬問題を送るようにしています。
何度もやれば必ず実力が付きますから。
9月20日の試験当日まで3ヶ月あるからね。
頑張ってください。