6月25日は、今年22年目に入った葬祭セレモニー司会術の一環として
「音法の理屈を知るだけで、アナウンスはうまくなる」と題したベーシック編の一部を、
無料公開セミナーの形で60分間だけ展示会場内のステージで行いました。
予め募集した受講生役のモニター8名様の助けを借りてセミナーの形をとり
50~60名ほどのオブザーバーが見守る中、無事に終了しました。

この写真は【B-3講座】地方葬儀社の経営術④の講師をお努めになられました
株式会社神奈川葬祭の髙橋良彦様からいただきました。
(ありがとうございます)
無料でやるのは、こちらも気が楽です。
しかし60分間で充分伝えられるか、というとかなり厳しい面があるのも事実。
受講生役の8名の方もモニターとして精一杯やっていただきましたが、
こんな短い時間では結果は中々伴わない。
当たり前ですが、“キッカケ”を掴んでもらった、ということでしょうか。
本来の受講生と同様に、事前にテキストを送付済、教材音声CDも送付済。
この60分間で、アナウンス理論はお分かりいただけたと思います。
今後、研鑽を積み、頑張って結果を出して下されば幸いです。
人間には「発声学習能力」がありますから、繰り返し聴いて下さい。
頑張れ―!

翌日【C-5講座】を10時から2時間。
講演という形で葬儀司会の話をタップリさせていただきました。
【音法】をベースにした様々なテクニック。
効果的な「間」とは。
人の心に響く司会の特徴とは。
発声練習は何のためにするのか。
言葉はいつ頃から誕生し、そして文字の発明はいつ頃で、両者のその関係は。
司会を音楽で捉えるとは、そして、何故音楽で捉えるのか。
変化、対比…等を、説明しながら、実演もしました。
鍛え方にも色々とありまして、少し皆様に体験してもらいました。
一番盛り上がったのが「劇団ビジネスフェア」のコーナーです。
あんなに喜ばれるなら、来年…また考えます(秘密)。
講座終了後は、昼から打ち上げです。
韓国のソウルから取材に来ていた方とご一緒したのですが、
あちらの葬儀は僧侶が必ずいるわけではなく、寧ろ居る方が珍しい、
というお話をお聞きしました。
日本でも、お葬式に僧侶が出るようになったのは江戸時代の檀家制度以降。
それほど以前からあったわけではありません。
その他、考えさせられるお話をいくつも聴けました。
勉強になりました。
ということで、今年のビジネスフェアが終わりました。
では。