言葉を待つ(Nishida)

 

報連相・・・仕事をするうえでとても大切なこと。

 

しかし弊社はその報連相より以前に、指示や会話が難しい()

 

 

 

「あの人とあの話をしたんだけどさ・・・」

 

「あれ、あそこに送っといてくれたか?」

 

「これどう思う?」

 

「あれやっといてくれ」

 

「あれどこにある?」

 

「あそこのあれどうなった?」

 

 

 

以前からあった傾向が更に強くなり、

 

井手氏は主に「あれ」と「これ」を主体に

 

あいまい語を駆使し、挙句には私の名前も間違えます()

 

 

 

私は幅広い可能性の中から「あれ」に該当するものを

 

頭で抽出していくのですが、選択肢が多すぎるため

 

すぐに返事が出来ないことがあります。

 

すると「聞いてるのか」と怒られます。

 

なので返事は決まって「あれって何ですか?」という質問から、

 

「あーっと、あれだよ、ほらあれ」から始まり、

 

井手氏の整理がつくまで、言葉を待ちます。

 

急かしている訳ではないけれど、忙しい時には

 

聞き返すとキレられます()

 

 

 

こんな調子で、講座は大丈夫なのかなぁと秘かに心配していたのですが、

 

電話で他のかたと話している時はちゃんと主語があり普通に話しています。

 

最大の謎です。

 

 

 

END