終戦記念日に (井手)

 

朝日デジタルより抜粋

 

 

 

紛争にテロ。

 

憎しみの連鎖を断ち切れずにいるこの地上で、

 

一粒の希望の種のような記事をみた。

 

 

 

南米コロンビアで、半世紀にわたる闘争を続けてきた反政府ゲリラ組織が、

 

政府との和平合意にもとづいて武装解除を終えた。

 

自動小銃など多くの武器が国連派遣団に引き渡され、

 

約7千人のメンバーは戦闘服を脱いだ。

 

 

 

その一人の言葉がよかった。

 

「敵を殺す生活から、子を育て、種をまく人生が始まる」

 

12歳で戦争孤児となり、戦闘員になった30代の男性だ。

 

 

 

国民どうしが殺し合った歴史と憎しみの克服は容易ではあるまい。

 

しかし、そこには未来から差し込む光がある。

 

和平を導いた同国のサントス大統領には昨年のノーベル平和賞が贈られている。

 

 

 

以上。

 

 

地球規模で考えると、どの時代も戦争がなくなったことはない。

 

日本に当てはめて考えれば、平安時代400年と江戸時代260年くらいだろうか。

 

日本は、割と平和な時代が多いのではないか。

 

やはり、陸続きで隣国と繋がっていないから。

 

 

 

世界は、戦争だらけ。

 

民族間の憎しみも、絶ちきれない程根が深い。

 

 

 

だからこそ、サントス大統領の偉業が目立つ。

 

戦争を失くして欲しい。