息子の影響(Nishida)

 

昆虫大好き息子の影響で、昆虫をよく目にするようになりました。

 

そのおかげで?昆虫に関する図鑑や書籍を読む機会も増え、

 

考えたこともなかったような発見もたくさんあります。

 

 

 

人間が誕生する遥か昔から進化を続けてきた昆虫。

 

まだ解明されていない謎も多く、例えば、チョウの、

 

イモムシ→蛹→成虫という「完全変態」のプロセスの中で、

 

蛹の中では酵素によって体の大部分を壊し、ドロドロのスープ状になり、

 

そこからいかにして成虫の形に形成されるのか、まだ解明されていないのだそう。

 

蛹の中がそんな状態だなんて想像すら及ばない。

 

 

 

身近な昆虫でも、知っているようで知らないことがたくさん。

 

 

 

カブトムシとクワガタはどちらが強いか。これはカブトムシの圧勝で、

 

体が触れただけで逃げ出すクワガタもいるらしい。

 

そしてあまりに見慣れてしまっている国産カブトムシだけれど、

 

先端が四股のヘラ状に分かれた角は実は世界的に見ても希なのだ。

 

 

 

カマキリは交尾の際にオスがメスに喰われるというのは知られているが、

 

体節それぞれに神経節と呼ばれる小さな脳があり、

 

オスは首を失ってもなお交尾を続ける。

 

 

 

セミの成虫は12週間と短命だけれど、

 

幼虫の期間が長いため実は昆虫界屈指の長寿である。

 

 

 

すっかり見かけることが少なってしまったホタル。

 

発光するのは成虫だけではなく、卵から成虫まで一生を通じて光り、

 

気温、つまり住む地域によって光る間隔が違い、

 

ゲンジホタルの発光器は東日本では4秒間隔、西日本では2秒間隔、

 

その境の地域では3秒間隔の個体もいるという。

 

 

 

実物はやはり苦手だけれど、謎に満ちた摩訶不思議な生態は

 

知れば知るほど面白い。

 

 

 

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