壱萬円札廃止…って (井手)

 

壱萬円札を廃止したら、という提案が天声人語に掲載されていました。

 

以下、朝日新聞デジタルより

 

 

日本なら1万円札、米国なら100ドル札。高額なお札から段階的に廃止し、最後は紙幣をなくすべし。そんな刺激的な提案が、米ハーバード大学教授ケネス・ロゴフ氏の新刊『現金の呪い』にある。現金を大幅に減らせば、犯罪や脱税がやりにくくなると訴える▼100ドル札で100万ドルを用意するなら何とか大きめの紙袋に入るが、10ドル札や硬貨となれば大変だ。裏金としては不便この上ない。カード決済ばかりになれば、現金払いで税金をごまかすのも難しくなる▼そんなキャッシュレス社会は可能なのか。スウェーデンではほぼ実現しているとの記事が、先日の経済面にあった。カード払いが隅々まで広がり、「現金お断り」を掲げるパン屋があるというから驚く▼現金を受け入れない銀行窓口も多く、「現金を使う権利」を求める運動まで起きているという。スウェーデンは欧州で最初に紙幣を発行した歴史を持つ。何事にも合理的なこの国らしい割り切りは、世界の未来図なのか。国内総生産に対する現金の割合は、1・7%まで低下した▼その割合が2割近くあり、現金主義が強いのが日本である。それでも気がつけば、コンビニのお菓子一つに電子マネーを使っている▼無現金社会となったこの国を想像してみる。お年玉の習慣はどうなるのだろう。ご祝儀に新札をそろえる心づかいは。タンスの奥のへそくりも、存在を許されなくなるか。何だかさびしいと感じるのは、まだ紙のお金に心がとらわれているせいだろうか。

 

昭和生まれの私は、どうしても現金派です。

 

でも、同じく昭和生まれの家内はカード派です。

 

どこが違うのでしょうか。

 

 

 

実は、何となく分かります。

 

カードで買い物をすると、高いものでもサッと買えちゃうのです。

 

私だけかもしれませんが。

 

でも、現金を持ち歩いて現金で決済をすると、高額な買い物の時

 

「いや、もう一度よく考えてみよう」と、一旦冷静になれます。

 

私だけかもしれませんが…

 

要は、気が小さい私には現金を持たせた方が良いということ。

 

 

 

ただ、どの道キャッシュレス社会に向かうでしょう。

 

確かに、強盗は減りますね。

 

では。