東海地区で葬儀司会研修会【基礎編】が開催された。
これは次回の【応用編】に続くもので、同じスタッフで2回受けてもらっている。
研修の基本を「音法(おんぽう)」に置き、
正しい発声・正しい発音、また美しい日本語とは、司会に心がこもるとは…
それらを具体的に解明しながら、説明・実演の繰り返しで理解をしていただく。
日本語の特性、言葉と文字の関係、そして音法の歴史を学びながら
導きだされた正しいアナウンスを身に付けていく。
これは局のアナウンサーも同じである。
そこが一番抜けている所で、その基本をマスターすれば司会は誰でも上達する。

(美味しい食事をありがとうございます)
参加者の経験年数が1年未満の方から14年以上の方までバラバラ。
しかし、本当の基本を習ったことがないから司会レベルの差は経験と比例していない。
入社して直ぐに習った方が良いに決まっている。
何でも基礎を疎かにしてはいけない。
基礎も知らないで勝手に発声練習などやっても上手くはならないのに。
また司会者の発声練習の目的がどこにあるのか…それも知らない方が多い気がする。

1日研修だが、マイクは周りっぱなし。
テキストや教材CDは事前に渡してあります。
様々な能力を開発するメソッドも必ず誰かに当てている。
耳で音(声)を聴く、これがどういうことなのか、分かってきたみたい。
人の心に響く表現とは…この解明が面白い。
分かれば練習してやるだけ。
良い司会とは…これがより具体的にイメージ出来る
分かれば練習してやるだけ。
そのために教材CDが見本としてあるのです。
人が持つ「発声学習能力」に訴えて、刺激しましょう。
次回の教材CDも渡してあります。
応用編が楽しみです。