葬祭クイズ【1】(井手)

 

22年目の厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査試験が今月20日に控えている。

 

私も初年度に1級を取得、縁あってその翌年から講座を持たせてもらっているが、

 

この21年で何度か変更があったりしたけどよく続いていると思う。

 

厚生労働省の技能検定制度は126職種の試験があり、この試験がその中の一つである。

 

※因みに920日は司会講習会も開催しております。(HPのトップで)

 

 

 

 

厚生労働省のホームページより

 

技能検定とは、働くうえで身につける、または必要とされる技能の習得レベルを評価する国家検定制度で、機械加工、建築大工やファイナンシャル・プランニングなど全部で126職種の試験があります。試験に合格すると合格証書が交付され、「技能士」と名乗ることができます。

 

 

 

昨年、特に合格率が低かった学科試験に的を絞り、3日連続クイズ形式で出題したい。

 

弊社でやっている学科試験対策問題よりいくつか引っ張ってきた問題だ。

 

最近の学科試験は難しい。今年受験される方は真剣に解いて下さい。

 

それ以外の方は、興味なしかも知れませんが現在のレベルを測るつもりでどうぞ!

 

 

 

10問の正誤問題です。

 

正しいものに「〇」、誤っているものに「」をつけなさい。

 

  1. 浄土真宗本願寺派のお葬式では、正信偈(しょうしんげ)(そう)()で読む場合、4句目毎に最後の3文字の音を下げて読みますので、草四句目下げ(四句目下がり)とも言います。

  2. 日蓮は、「選択本願念仏集」で人と社会の幸せを鎌倉幕府に訴えたあと、たくさんの妨害にあったのが教えを実践している証拠であるとし、法華経の行者として生き通しました。

  3. 臨済宗の中興の祖とされる隠元(いんげん)は自ら公案を創り、有名なものに「隻手(へきしゅ)音声(おんじょう)」等があります。

  4. 起龕(きがん)」「挙龕(こがん)」は、棺を肩に担ぐことを意味します。

  5. 修験道の開祖とされる人物で、奈良県の葛城山(かつらぎさん)を拠点にして、吉野金峰山や大峰山で修業したとされる人物は「熊野鬼神」です。

  6. 監察医は、死体解剖保存法第8条の規定に基づき、その地域の警察署長が任命する行政解剖を行う医師のことです。

  7. 消費者契約法は、「消費者の利益の擁護」を図ることを目的としております。行政が事業者を罰する法律ではありません。

  8. 「カロート」とは、お墓のうちの遺骨を納める部分のことです。漢字では「屍櫃」と書き「かろうと」または「からひつ」と呼びます。

  9. 三具足や五具足で使われる「具足」とは、本来、甲冑や鎧、兜の別称です。

  10. 歯科医師は、死亡診断書の発行はできますが、死体検案書は発行できません。


     

     

    明日も続きます。

     

 

 FUNET会員やJAFF-NET会員の皆様。

直前対策は、既にNET上にアップしてあります。

宜しくお願いします。

 

 

解答

 

1. 

 

2.  ×…「選択本願念仏集」ではなく「立正安国論」

 

3.  ×…隠元ではなく、正しくは白隠(はくいん)

 

4.  ×…棺を肩に担ぐことではなく、大悲(だいひ)(じゅ)(臨済宗)・大悲(だいひ)(しん)陀羅尼(だらに)(曹洞宗)などが(どく)(じゅ)され出棺に際して行うものです。

 

5.  ×…熊野鬼神ではなく(えんの)小角(おづの)

 

6.  ×…警察署長ではなく、正しくは都道府県知事

 

7. 

 

8. 

 

9. 

 

10.