間もなく10月25日がやってくる。
高さ50メートル超、須弥山をイメージした葬儀用の建物。
首都バンコクの王宮前広場で完成目前。
昨年10月に88歳で逝去されたタイのプミポン前国王のお葬式は1年がかり。
国父と慕われた前国王の葬儀は10月25日から29日までの5日間執り行われる。
火葬は、2日目の26日、棺を納める中央の塔は約50メートル(の須弥山)。
とにかくスケールがデカイ。

国を挙げてのお葬式だから当たり前かもしれないが、
先祖を大切にし、命を尊ぶ気持ちが…つい、今の日本人と比べてしまう。
家族葬という言葉だけが独り歩きして、日本人の大事なものを見失っているようだ。
前タイ国王の記念切手発行。
前タイ国王の記念硬貨発行。
前タイ国王の誕生日、引き続き祝日に。
今年の春にも書いたが、4月に伺った国、お隣のカンボジア。
この国の一般的なお葬式も、葬儀費用が貯まるまで1年位待って弔うとか、
とにかく多くの人々を巻き込んで故人を偲ぶのだ。
お葬式は彼らにとって、人生の大切の儀式なのだろう。
色々と考えさせられる。