前日に訊ねた「島根ワイナリー」
その昔、この会場で司会講座を開催したことがあった。
懐かしいなあ、お昼はBBQみたいにして食事をしたことも思い出す。
しかし、レンタカーで来ているので一切試飲ができない。
仕方がないから、ハーフボトルを1本だけ買い、ホテルで飲んだ。

15年以上続く司会講座である。
当然初めての方からベテランの参加も多く、今回で7回目という方まで含めれば、
参加者は渾然一体とした感じで活気があるのだ。
この団体、県内シェアが43%前後である。
つまり、島根県の葬儀のスタンダードだと言えるだろう。
皆さんが同じテキストを学ぶのだから、新人もベテランも関係ない。
マイクは同じ分量で全員に平等に廻ります。
その中身は…
アナウンスの基礎から「言葉」と「文字」の関係。
基礎となる「音法」の考え方。
声の音の幅を使い分ける練習。
同じ言葉で、ニュアンスの違いを出す。
声に表情をだす、気持ちを伝える。
知っておくべきテクニック。
司会の学び方と上達する方法etc

総じて、参加回数と経験年数は比例しない。
一番大事なのは、参加回数。
7回も参加の方がお二人。
個性も性別も違うが、どちらの司会も他者を惹きつける。
私は個性には口を出さない。
有り難いのは、この講座に出れば出る程、司会が上手くなっていくという事実。
このことを、身を持って示してくれるのは大変ありがたい。
今年、あまり上手く出来なかった方は、渡した教材CDを1年聴いて下さい。
人間は「同調」という「発声学習能力」を持っていますから、絶対上手くなります。
次に会えるのが楽しみです。
では。