ペットと共に(Nishida)

「ペット」という言い方、あまり好きではないんですが()

8月に3羽目のセキセイインコを迎え、すっかり魅了されております。

性格も仕草も全く違うので見ているだけでも癒されます。

 

みんなよく懐いてべったりの甘えんぼうです。

でも残念ながら、3羽はまだ微妙な距離感で、

放鳥する時は追いかけっこで激しく飛び回っています。

かと思えば、さりげなく並んでリラックスしていたりします。

 

この3羽と連れ添って私のインコ生活もお終いです。

このまま健康に長生きしてくれたら私は50歳を過ぎる頃です。

それは、もともと飼いたいと思っていた

オウムを諦めた理由でもあります。

 

1980年前後のペットブームで、オウム目の鳥が多く売れ、

この頃販売された鳥や飼い主たちが高齢期を迎えており、

現在は年老いた飼い主により世話ができなくなるという

ケースが増えています。

ある鳥の保護施設では、昨年の引き取り理由が飼い主の

高齢化によるものが半数以上だったそうで、

中には引き取りを生前契約するケースもあるとか。

 

セキセイインコで10年~15年、オウムに至っては

平均で30年~780年。種類にもよりますが、

オウムは子や孫が飼育を引き継ぐようになるでしょう。

小型で飼いやすいからと安易に考えてしまうと、

前述のような状況になり兼ねないのです。

 

ハリネズミブームなんてものも話題になっていますが、

動物の「見ためが可愛い」と「飼育する」とは全く別問題で、

飼育には思いもよらぬ問題や手間や出費がつきものです。

寿命も含め、それ相応の覚悟で決断しなければなりませんね。

 

私は「結婚」のようだと思っています(離婚はナシね)。

感覚としては「子供たち」だけれど。

だから共に楽しく過ごし彼らの一生に添い遂げたいと思います。

 

 

END