パソコンやスマホを残して死んでいくのは…とても心残り。
今後、デジタル遺品をどのように処理するのか、
益々クローズアップされる時代だ。
そこで、「デジタル終活」。
デジタル遺品によって起こり得る様々な問題をどう解決に導くか。

デジタル機器内に残る個人情報(故人情報?)には、他人に見られたくないものもある。
見られても構わないものと、見られたくないもの、
家族に処理を頼むにしても、その取捨選択が難しい。
それでも何かを残しておかないと、遺された家族(遺族)は大変だ。
パソコンやスマホなどのロック機能が強化され、普通の人が解除するのは難しい。
だからこそ、パソコン等のトラブルを解決する会社は多い。
今日は、デジタル遺品の犯罪捜査について、というか遺留品調査になるのかな。
フォレンジック調査って知っていますか?
TVドラマではよく見かけますが、そうあれです。
「フォレンジック調査」とは、あらゆるデジタル機器から、
「事実(証拠)」を確実に抽出する手法なのです。
専門性が高すぎて、とても理解ができないのですが、
裁判や犯罪捜査には不可欠な存在です。
消去や改ざんが容易なデジタルデータの特性に対応して、
消されたり失われたりしたデータを復旧する技術や、
データが捏造されたものかどうかを検証する技術、
また、記録の段階でデータが改ざんできないよう工夫したり、
ハッシュ値で同一性を証明する技術など、高度な技術や法的なノウハウが必要と…
このどえらい技術の片隅に、デジタル終活も入ります。
止むことのない犯罪捜査に協力する専門家集団に、
故人が手間暇を掛けてしまうのは申し訳ない。
ちょっとオーバーだったけど、自分の事は自分で準備しておきましょう。
そういう時代です。
では。