司会研修会当日(井手)

年内ラストの司会研修。

いよいよ2回目の司会講座【実践編】である。

【実践編】本来のテキスト類の他に、今まで使っていた「司会マニュアル」を

この1ヶ月の間に修正し、それを案として最終結論は社長に決めていただいた。

本日から「司会マニュアル」の文言も変わるが【文言は絶対ではない】と覚えて欲しい。

しかし講座では、この文言に沿ってレッスンをしていきます。

これには、相応の時間が掛かる。

しかし【基礎編】の司会理論が分かっているから早い。

各自が意識して声をコントロールをしているのが分かる。

更に、参加者が12名ほどだからマイクの周りも丁度良い。

この一カ月、物凄く上達していた方が数名。

特にナレーションは抜群だった。

 

分かってはいたが、目の当たりにするとそれなりに驚きである。

 

今回もFUNETからメイン文を5作品。

同じBGMも付けて練習しやすくしてある。

もっと上達するだろう。

 

一人ひとりの声質の違い、押し出しの強弱、ヌケのいい声、音域の幅の違い…

それぞれの個性で司会は全部違う。

それでも、浅い呼吸しかしなかった方が「声は息」を学ぶ内に、

徐々に深く吐いて、深く吸うようになっていく。

それだけでも巧くなる兆候だ。

仲間が確実に変わっていく姿を見ていれば、

思っていたほど司会が難解ではないことに気付くはずだ。

上達のルートが明確に見えてくる。

 

声は…「呼吸」「音程」「トーン」、そして最後に「あなたの心」である。

しかし、ここに辿り着く前に、やらなければならないことがある。

「音法」の基礎。

手順を踏めば、誰でも上手くなれる。

次に会うのが最高に楽しみだ。

 

今年の司会講座はこれで締め。

では。