街角の飲料自販機が減少しているらしい。
人口減だから当たり前か、と思ったら、どうやらそればかりでもないようだ。
我々の生活スタイルが徐々に変化していた。
飲料メーカーは台数至上主義で次々と国内に設置して稼いできたが、
この流れで方向転換し撤退を始めている。

以下、朝日デジタルより
日本自動販売システム機械工業会によると、全国の飲料自販機の設置台数は2005年の267万台をピークに減少基調が続く。16年は247万台で、ピークから20万台減った。飲料各社が新規の設置を絞り込み、不採算の立地で撤去を進める動きが続いている。
10年前までは各社が競って設置数を増やし、シェア争いを続けてきたが、今は1台あたりの利益率が重視される。キリングループの自販機設置会社の幹部は「量から質へとかじを切った」。コカ・コーラボトラーズジャパンの担当者も「不採算の機械は積極的に撤去している」と明かす。サントリー食品は数年前に台数目標を廃止した。
以上
コンビニの淹れたてコーヒーも人気が高いようだ。
ドラッグストアの品揃えも充実、またネットでまとめ買いをする人も増えて
購入経路が多岐に亘り自動販売機が独占する時代ではなくなったのだ。
どのビジネスも数十年続けば、次の時代がやって来る。
寂しい気もするが、そういうものだ。