人間の体は、それほど食べなくても大丈夫なようにできているそうです。
500万年の人類の歴史を1年間に例えると、
食べ物に困らない現在の生活を実現したのは、今からわずか3分前に該当します。
500万年も有る中で、ラストのたった3分が飽食と呼ばれる想定外の時代です。
だから、飢えとの戦いが当然であった人類の体は、今の状況に上手く対応できず
血圧の上昇や血管の詰まり、糖代謝がおかしなことになったりします。
人間の体は、基礎代謝が一番のエネルギーを使います。
つまり、じっとしていても呼吸をしたり、24時間絶えず心臓を動かしたり、
生命を維持する為の活動、これが基礎代謝です。

基礎代謝は、人間が使うエネルギーの大半を占めていて、
一般の人で消費するカロリーの60~70%にあたります。
だから痩せるコツは基礎代謝にあります。
私の場合は、トレーニングで適度に筋肉を戻して基礎代謝を10%程度上げる。
そのような指示が出ていますが、これが中々難しいのです。
上の表にあるように、基礎代謝は10代半ばから後半がピーク。
そして、その後は年齢とともに低下していきます。
筋肉もすっかり落ちています。
基礎代謝を高めるために効果的なのは、
太ももや腹筋、背筋などの大きな筋肉を鍛えること。
激しいトレーニングだけでなく、軽い筋トレと有酸素運動を交互に繰り返し行うこと。これで効果が期待できます…という理屈なのですが、現実は厳しいですね。
今から、ジムに行ってきます。