学科の苦労(Nishida)

現在、学科の模擬問題作りの作業を行っています。

昨年と今年は問題作りには手を出さず、

私は主に校正で手を加える作業です。

しかしこれがまあ大変。誤字脱字、文章の訂正、設問のかぶり、

解答チェック・・・しかも今年は何故か、量が例年の3倍です。

一日中作業に取り掛かっても何日もかかってしまいます。

昼休憩なんぞ悠長にとっていられません。

そしてこの時期は、大好きな読書もできなくなります。

一歩会社を出たら活字拒否症です。

 

面白いもので、何度も読んでいるうちに、読んでいる「気」になって

しまい、誤字脱字やちょっとしたミスにも気がつかなくなる

「目」になってしまうのです。毎年、きちんと仕上げたつもりでも、

必ずご指摘をいただくので、まだまだですね。

 

もう一つ、面白いのは、問題を選ぶ井手氏の好みがはっきりと

わかることです。FPの勉強をしていたときには相続問題が

かなり出題されたと思います。

毎年好みの傾向が変わるのですが、

「この問題大好きなんだね」っていう、

毎年使う問題もあります。例えば・・・

 

「聖母マリアは14歳でおん子をみごもられ、15歳でご出産になり、

それから33年間おん子といっしょに暮らされ、キリストの昇天後、

12年間長生きされ80歳で天におあげになられたと言われています」

 

↑足し算の問題です()正解は× 60歳です。

記憶にある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

学科は出題範囲の量が多いのですが、設問は1級でも100問。

たった100問なんです。とても一つでは、満遍なく、

というのは難しいです。なので、模擬問題を出来るだけ多く、

繰り返しこなすことが何よりの勉強法になるのではないでしょうか。

 

↓こちらも参考になさってください。

 

厚生労働省:平成28年(2016)人口動態統計(確定数)の概況より

性別にみた死因順位(第10位まで)別

死亡数・死亡率(人口10万対)・構成割合

http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/kakutei16/dl/11_h7.pdf

 

 

それでは、もう少しの間、頑張りまーす。