昼食後、霊園に案内される。
お彼岸の時は三千人位でお参りをするそうだ。
三千人…広いな。
霊園内は、ゴルフ場のカート?で移動。
アメリカだとバスでしたが、南国だから。
この日もスコールに遭いましたが、カートごとビニールシートをスッポリ。
それにしても凄い雨。
テーマパークみたいに、文字の起源を展示してあったり
寛げる公園を人工的に設えていました。
そして中国の偉人3名を並べる感覚には驚きです。
そうです、ここはマレーシアでした。
孫文(孫中山先生)、毛沢東、蒋介石(写真撮り忘れました)
この地に住む華僑の人々にとって、大変な偉人のようです。
次の場所がそれなりに見応えがあった。
ペット用の霊園、火葬場、浄土を模した納骨堂など。
極楽の様子を、お経に書いてある通りに再現してあるようだ。
実は納骨堂でも、浄土宗の下炬(あこ)引導の部分が後ろの壁に印刷されていた。
設我得仏 至心信楽 欲生我国 乃至十念 若不生者 不取正覚。
長い『無量寿経』の中のたったの二十四文字。
念仏一会に続く王本願の部分である。
極楽浄土があんなところだったら行きたくないと前から思っていた。
ノンビリできなくて、とても暮らせないという意味だ。
だが、年に数回訪れて、垣間見る分には面白いかも。
その後、一旦ホテルに戻り、富貴(ミルバーナ)の方と親睦会。
こちらの人は何故あんなに「乾杯!」を連続してやりたがるのか。
大変勉強になったが、物凄く疲れた一日だった。