最終日。
また視察の予定だったが、先方が多忙でキャセルに。
(ラッキー、それはそれで嬉しい自分がいたけれど…)
しかし朝食だけでもご一緒に、ということになり、
わざわざ連れて行かれたのがとてもデープな場所にあるお店。
地元の人でない限り伺えないような地域にあるようだ。
ホテルで朝食を食べたばかりなのに、出された料理は美味い。
何だこの料理は…骨とその髄が、スープに溶けこんでいるような…
味わったことのない、はじめての味覚に…参った。
その後、食い過ぎて一旦ホテルに戻り、昨日の反省を含めてどこに行くか作戦会議。
赤道直下のビーチリゾートで、青い空、白い海、そして美女を眺めたい。(大賛成)
いや、旅の記念にマラッカ海峡などの世界遺産にも訪れたい等と思案している内に
先方がタクシーを手配してくれて、是非ゲンティン山で涼んでくれと言ってくれた。
そこにはカジノもあり、注目されている観光スポットだという。
タクシーまで手配されたら、行くしかないね。
市内を一巡り、ツインタワー等を見てから出発。
マレーシアの高原リゾート、標高1,700mのゲンティンハイランドへ。
それは山の上にあり、上着が必要なくらいの涼しさ。
避暑地としても人気が高いここにマレーシア唯一のカジノが存在する。
クアラルンプールから1時間半、到着後ケーブルカーに乗って雲の上へ。
カジノだけでなく、室内遊園地やショッピングモールもあり、
映画会社20世紀FOXのテーマパークもオープンする予定で現在工事中。
ショッピングモールの様子です。
ビデオでどうぞ。
この国の現在は、高度成長期の日本を思わせる雰囲気が随所にある。
また、多民族国家なりの苦労もあるはずだが、今のところ治安は安全だ。
一般にイスラムの人は埋葬するのに棺には入れない(日本では入れることもある)
そして、右肩を下に向けてメッカの方角を見る形で納めていく。
独特の方法である。
私は今回、イスラム文化に興味が湧いた。
色彩感覚など色々と疑問が湧くのである。
想像していたのと随分違った。
最後の夜、夜の街で静かに呑んだ。

何処へ行っても勉強になります。
では。