葬祭ディレクター技能審査…少額短期保険 (井手)

 

葬祭業界でとてもポピュラーな少額短期保険。

導入している業者はかなりいます。

ところが、これが試験問題となるとなかなか理解できない人もいるようで、

実際に扱っている葬儀社様が意外と苦手だったり…

(今年の学科試験に出るかもしれません)

というわけで、今日は少額短期保険について学びます。

 

少額短期保険とは、保険金額が最大でも1.000万円までと少額で、

保健期間が1年または2年までの短期の保険です。

この制度がスタートしたのは20064月、改正保険業法が施行されてからです。

保険会社よりも参入規制が緩やかですから、2006年以降、事業者の数は右肩上がりで、

201712月の段階で96の少額短期保険業者が登録されています。

 

 

監督官庁は、保険会社と同じく金融庁ですが、

保険会社が【免許制】であるのに対し、少額短期保険業者は【登録制】です。

最低資本金も保険会社は【10億円】からですが、

少額短期保険業者は【1.000万円】からと、かなりハードルが下げられています。

 

少額短期保険の特色は、痴漢冤罪時に電話でアドバイスを受けられる保険(590/月)、

単独で加入できる地震補償保険(一般に火災保険に付随する)や、

ペット保険のシンプル保障(11歳までのペットが加入でき全国どこでも治療…)や

イベントのチケットにかける保険など、ユニークものが多くあります。

 

試験用ですから、覚え易く表にしました。

 

弊社のテキストでは、色々なものを表の形で対比しております。

 

現代は、多種多様な保険商品が出回っているということですね。

勉強になりましたでしょうか。

試験に出たら、ラッキーです。

では。