駿台…葬祭プロデュース学科 (井手)

 

若者は脅しに弱い。

「次回は一人ずつ、発声練習と弔電課題発表だ!」

「えー、いきなりですか??」

「うるさい!」

竹刀を片手に強面で怒鳴ってやったら、ビビッてやがった。

そして今日を迎える。

「じゃやるぞ」

今日は風邪をひいてるだの、やや風邪気味で。花粉症で辛いので…と言い訳ばかり。

「シャラップ!だまらっしゃいっ」

端からマイクを回せっ。

(怖っ)

 

 

 

声がワンワン響いている。

…視界が変だと思ったら、突然目が覚めた。

 

2回目の講義の日である。

私は夢のようには厳しくはない。

元来、優しいのだ。(自分で云うのだ)

ゴールデンウイーク期間の講座だから欠席者続出かと思ったら、欠席は一人。

しかも、本当に予習・復習をしてきてくれるとは…感激である。

たったの1週間だが、もうまるで違った。

発声・滑舌はさすがに直ぐには難しいが、

間や音の高低・強弱はかなり上達した。

CD教材の威力だ。

そして音法の理屈を知れば、こんなに早いのだ。

(我ながら改めて驚く)

今回、FUNET会員の会社から2名が参加されていた。

そのいずれも期待が持てる…いや、それ以上かもしれない。

どこまで成長するかはわからないが、若者には無限の力があるだろう。

 

次回が楽しみだが、私の講義は3回目で終わりである。

とても残念だ。

皆さんの成長を願って、連休明けの今日、最後の講座だ。

 

 

では。