3日間講習の中の1日を、朝から午後の2時まで、
初級司会講習ということで受け持たせていただいている。
この講習会は、司会者を要請するための講座というより、
司会(者)を見る・聞くとき、どのような点に注意したらよいのか。
また、司会に心がこもっているとうのは、具体的にどのようなことを言うのか。
司会が上手いということは、どういうことなのか。
それらを初心者に向けて解説したり、それぞれがルールに則り実演してみたり、
その過程で初めて、いや、カラオケでは経験済みだろうが、
自分の声をコントロールする、という意外と難しいことにも…
果敢にチャレンジしてもらって、大概の人は討ち死にする。(笑)
カラオケよりも難しかったりするのだ。

昼食です(私は全部食べきれません)
アナウンスは自分の為ではない。
自分の為には、自由に喋れるだろう。
だが、他者のために、また、普段はマイクを使って喋ることはない。
その距離感は、根拠は、とお話をしながら、
言葉って、元々は何だったの?
書いてある文字(日本語)は、どのようにして誕生したの?
だから、書いてある通りには読まない、読めない…ということを理解していただく。
日本語の成り立ちから、現在の司会まで。
ある意味、司会は時代を表していると言えるかもしれません。
ただ、小難しい授業をやるのではなく、
簡単にチャレンジしていただくことで、こんなに奥が深く、
難しい部分が司会にはあるのだと感じていただければありがたい。
音声教材CDも勿論付いています。
今後、頑張ってください。
これから司会の勉強をしてみたいと、
少しでも多くの方に思っていただけたら幸いです。