死ぬほど嫌いな(美織)

6月…

シトシトと降る雨、美しいアジサイが咲き誇る中、世間ではジューンブライドとも呼ばれ

多くの花嫁が誕生するのもこの時期である。

 

そして、もう一つ誕生するものと言えば…

私が死ぬほど嫌いなあいつ・・・そう・・・

 

 

虫に我と書いて「蛾」

なんともずうずうしい名前だ。

名前の由来を調べようとしたのですが、蛾の画像が出てきそうで調べ切れませんでしたm(__)m

 

他の虫は、大抵平気なのですが

どうも蛾や蝶を見ると寒気がしてしまう。

蛾や蝶だけでなく、花のパンジーも直視することができない。

恐らくあの模様が苦手なのだろうか…

私が、蛾や蝶を嫌いになったのは遡ること20数年前…

当時小学生の私の間では「ポケモン」や「たまごっち」などが空前の大ブームだった。

3年生の担任の先生が昆虫などが好きな理科の先生で、教室の片隅で昆虫を飼っていた。

勿論、理科の授業でモンシロチョウの研究をしたり、その一環で幼虫から飼育し、成虫になる様子を観察したりした。

ある日…

 

同級生の男の子が、ポケモンに出てくる「ビードル」というキャラクターによく似た

幼虫を校庭で見つけたと教室に持ってきた。

 

        ↑こんなやつ

こんなに可愛くないが、おしりにツノが生えていてこんな容姿の幼虫を名前を付けて皆で飼育した。

何日か経ち、ついにふ化の日。

朝教室に行き、虫かごを覗いてみると・・・

そこには想像を絶するほどの汚い色の蛾が…

 

勝手に綺麗な蝶を想像していた私も私だが、

これはあまりにもショックだった。

同時に物凄く気持ちわるくも感じてしまった。

 

そこからなんとなく蛾への苦手意識が出てしまいなるべく昆虫と触れ合わない生活を送ってきた。

 

月日が流れ大人になり、買い物を済ませて車に乗り込もうとしたその時…!

 

バサバサ!と大きな羽音を立て何かが車に張り付いた。

当時ベージュ色の車に乗っていて目立たなかったのだが、よく見るとそこには男性の手二つ分くらいの大きな蛾が。

 

物凄い雄たけびを上げ逃げ惑う私。

騒ぎを聞きつけた友人が走ってきた。

「どうしたの!?」と友人。

「手二つ分くらいの超デカい蛾がいた!」と話すと

日本にそんなんいるわけないじゃん(笑)とまったく信用してくれない。

 

すぐに飛び立ってしい、私も直視できなかったので

アレが超大きな蛾なのかは、真相は闇の中である…

 

 

 

現在会社のベランダに蛾が死んでいて怖くて外に出られない。

井手氏が出張から戻ったら取ってもらおう…( ;∀;)