講習会報告① 仙台編 (井手一男)

 

講習会報告と題しながら、その内容は限りなくプライベートな内容になる。

61415日、仙台で開催された宮城・福島合同開催の研修会。

山形県にも声を掛けたそうだが…惜しいなあ…仙台は面白い街だよ。

 

 

 

前泊した私は、会場となる県本部の隣のブロックにあるホテルに到着。

さて、今晩の孤独のグルメ、どこで夕食を摂ろうかと街を徘徊。

行く当てもなく歩いても、そこかしこに見応えのある歴史ある建造物や、

当時の城の雰囲気を感じさせてくれる公園などに出合う。

 

ひとしきりお腹を空かせて、さてビールでも飲むか。

今夜のお店を探しながら、ここにしようか、いやそれとも、

と店の中を覗いては何回か通り過ぎる。

そして道路沿いに暖簾が揺れて、可愛い名前の「白雪」が気になった。

道々食べログで調べたら創作料理・海鮮料理・魚貝料理と銘打ってあり評価も中々高い。

覗いてみれば、8席ほどのカウンターが半分以上開いていた。

「いらっしませっ」

「いいですか?」

カウンターへ案内され、いい雰囲気だ。

若いご主人と奥様かな…他に若い女性が一人。

この時間だから、ピーク時はまだ人がいるのかもしれないが、現在は3人のようだ。

 

小上がりの座敷があり4人か8人の団体が静かに呑んでいた。

 

 

ビールから始まり、やがて埼玉の酒「へ。

仙台まで来て埼玉のお酒を飲んでいるのは可笑しいだろうと思い直して

超辛口の宮偽お酒「日高見」を味わう。

ツマミは…何だか創作料理屋さんはネーミングが長すぎて覚えていない。

だが、どこかのコーンのフライ系は確実に上手かったし、

栃尾の揚げの中身が何だか複雑な味で高級感があったような気がする。

注文はしたけど、私が食べられないことを心配して

半分にしておきましたと、優しい心使い。

 

 

 

白雪って東北で名乗るくらいだから、お姫様の様な女性が経営しているのか?

そんな訳がある筈がない。(デヘ)

 

結局、屋号の由来は聞かずじまい。

次のチャンスで尋ねてみても悪くない。

 

ホロ酔いですっかり暗くなった通りへ出た。

虫のように、明るい所を求めて歩いていたら京都風のラーメン屋。

「食べたら太る」…心の中で呟きながら、ドアを引く。

 

 

 

京都風の塩系のラーメンはあまり好きじゃなかったが、

九条ネギのハーフ丼と一緒にいただき、意外と美味しかった。

腹が膨れたからまた歩いて帰ろう。

やっぱ仙台は楽しいなあ。

明日は講習会1日目だ。