三河安城から最短で福島県の郡山へ行くには…
当然、一旦名古屋へ出て「のぞみ」に乗り、それから東北新幹線で、と思っていた。
実際は、三河安城から豊橋まで「こだま」で行き、そこから「ひかり」で東京へ。
後は、東北新幹線と乗り継ぎ時間、10分で移動すればよいとのこと。
心配性の私は、乗り継ぎ10分とか言われると、電車が遅れたらどうするのよ?
と、余計な心配をしてしまうから、このような切符の手配はしないのだが、
窓口のお姉さんは当たり前のように勧めてくる。
「新幹線、滅多に遅れませんよ」と、涼しげだ。
実際、1分も遅れなかった。
日本の鉄道、暑いくらいじゃ遅れない…凄いなあ!
郡山に着いたのが10時半。
明日の朝、8時半にはお迎えが来る。
取り敢えずは、朝ドラが見られるのは良いことだ。
ホテルから車で会場へ向かう。
「どれくらいの距離ですか」と何気なく聞くと
「30キロちょっと、かな」と、それこそ何気なく答えが…
「はあ?…あの何時に出て来られました…遠くないですか」
所沢から東京駅まで直線距離で29キロだぜ、遠いだろうー。
40分程、ほぼ高速道路状態の道を突っ走り、漸く会場に着いた。
思っていたより田舎は断然早い。
参加者は30名ほど。
葬祭ディレクター技能審査受験対策講座は男性が圧倒的に多いが
司会講座は若い女性が圧倒的に多いのだ。
皆様に、紹介できないのが実に残念である。
司会講座は参加者の経験年数がバラバラで、ある意味面白かった。
キャリアの長い人が、キャリアに比例して司会に長けている、わけではない。
つまり、野球部で云えば3年生が常に1年生より巧い、わけではないということ。
サッカーにしても同様である。
これは、技術系の得手不得手だから、至極当然のことである。
要は、素質の有無、基本をマスターしているか、に尽きる。
ということで、基本からスタート。
但し、司会の基本は理論である。
アナウンスの言葉は、どのようにして生まれたのか。
それを掘り下げることで、見えてくるものがある。
一生懸命やるって、具体的にどういうこと。
心を込めるって、具体的に解明すると…

(普通の箸が端にあります…なんちゃって)
唐突ですが、昼ごはんのお弁当。
このジャンボ弁当、最後まで食えた参加者がいるのか?
女性の参加者が圧倒的に多いのだが…

午後はパワーアップした。
ジャンボ弁当のなせる業か。
全員にマイクを回し、それぞれにチャレンジしていただいた。
緊張したと思うが、これは単なる始まりに過ぎない。
ここから、スタートである。
添付のCD教材は、弔電2作品、ナレーション2作品だ。
音の聴き方、コピーの仕方、どこの音をよく聞いた方が良いか、
など詳細に付いて説明もした。
2ヶ月できっと今より巧くなる。
ネプライザーを持ち歩いているからか喉は大丈夫。
郡山からの新幹線は早かった。
疲れたが、司会講座が一番面白い。
来週は東京で講座である。