お盆休みの学科エッセイ・最終日 (井手)

 

 

 

試験まで、いよいよ秒読みに入った。

 

あと3週間…カウントダウンが始まった。

 

そこで今日の問題は自由記述と正誤判定にしたい。

 

先ずは自由記述だから分からなければ答えようがない、そういう問題だ。

 

 

 

では、次の空欄に適切な言葉を入れてください。

 

ジャンルは【神道】で10

 

神道のお葬式の流れです。

 

・(  1   ) ・・・故人が亡くなった旨を氏神さま、神棚、御霊舎に奉告します。

 

(  2  )  ・・・遺体を整えて室(遺体を安置する部屋)に移します。

 

・納棺の儀   ・・・遺体を棺に納めます。

 

(   3  )日供の儀・・・納棺から発柩(出棺)までの間、毎朝夕加工神饌(常饌)をお供えします。(納棺以前は、霊前日供の儀)

 

・墓所地鎮祭 ・・・ 遺体を納める土地を祓い鎮めるおまつりです。

 

・通夜祭   ・・・ 夜を徹して故人の御霊を慰めるおまつりです。

 

  4     ・・・故人の御霊を霊璽と呼ぶ白木の「みしるし」に遷し留めるおまつりです。

 

・発柩祭(出棺式)・・・ 柩を霊輿に移して、葬列を組み葬場に向かう際のおまつりです。

 

・発柩後祓除の儀 ・・・家に残った家族と家をお祓いします。

 

・葬場祭(告別式)・・・故人に最後の別れをするおまつりです。

 

・火葬祭   ・・・火葬に付す際のおまつりです。

 

・埋葬祭   ・・・遺体・遺骨を埋葬するおまつりです。

 

  5   ・・・葬儀が滞りなく終了したことを霊前に奉告するおまつりです。

 

・霊前祭   ・・・葬場祭の翌日から、御霊を慰めるおまつりを行います。

 

  6      ・・・五十日祭を終え家中を祓います。そして、神棚のおまつりを再開します。

 

  7    ・・・毎年の死者の命日(死亡月日)に執行される祭儀のこと。

 

  8     ・・・故人の御霊を、仮御霊舎から祖先の霊をまつる御霊舎に遷すおまつりです。

 

・百日祭   ・・・亡くなってから百日目に行います。

 

・命日    ・・・毎月、毎年巡ってくる亡くなった日に故人を追慕します。

 

  9     ・・・満一年、三年、五年、十年、以下十年ごとに行います。

 

  10  )   ・・・亡くなってから五十年後に行います。

 

 

 

次は正誤判定。

 

ジャンルは【キリスト教】で11問 

 

  1. プロテスタントの葬儀において、「葬儀ミサ」から「感謝の典礼」と言われるミサ聖祭の部分を除外してミサを行わないで行われる葬儀の形式を「ことばの祭儀」といいます。

  2. カトリックの臨終の祈りは、死後できるだけ早く行います。司祭は回心を勧め、一同は罪の赦しを願う祈りを唱えます。司祭は赦しの秘跡を与え、聖書を読み、主の祈りを唱えます。

  3. プロテスタントの葬儀における「弔辞」は、故人に対するものではなく、遺族に対してのものとされ、遺体に向かってではなく会衆側を向いて述べられるのが一般的です。

  4. カトリックの葬儀は、ミサを除いて、司祭の職にある者だけでなく、助祭、信徒も司式できることになっています。

  5. プロテスタントの信者が自宅や教会で葬儀の前日に行う儀礼のことを前夜式とも呼びますが、その他に「棺前祈祷会」や「通夜記念式」などと呼ばれることもあります。

  6. プロテスタントの礼拝として行われる葬式では、牧師が遺族、会葬者一同へ神の祝福があるよう祈る祝祷を行います。これを祝福の祈り、終祷、祝福祈願と言われることもあります。

  7. カトリックの葬儀の場合、教会および遺族からの特別の指示や要望がない限りは、祭壇に立てるロウソクはキリストが唯一の希望であることを示す1本とするのが基本となります。

  8. カトリックのミサ聖祭において、キリストの肉体と血を象徴するものとして臨終の際に授けるパンとぶどう酒を聖餐と呼びます。

  9. 1873年にキリシタン禁制の高札が撤去されました。また、1875年に安寧秩序を妨げない限りでの「信教の自由」が布告され、キリスト教も公認されるところとなりました。

  10. 聖母マリアは14歳でおん子をみごもられ、15歳でご出産になり、それから33年間おん子といっしょに暮らされ、キリストの昇天後、12年間長生きされ80歳で天におあげになられたと言われています。

  11. 欧米は古くから「土葬の文化」と言われています。1960年代のバチカン公会議でカトリックが火葬を拒否して、火葬率は益々低下することになりました。

 

この写真のような心境で勉強しましょう。(笑)

 

 

以下が、神道の解答です

 

帰幽奉告  ・・・故人が亡くなった旨を氏神さま、神棚、御霊舎に奉告します。

 

枕直しの儀 ・・・遺体を整えて室(遺体を安置する部屋)に移します。

 

・納棺の儀  ・・・遺体を棺に納めます。

 

柩前日供の儀・・・納棺から発柩(出棺)までの間、毎朝夕加工神饌(常饌)をお供えします。

 

(納棺以前は、霊前日供の儀)

 

・墓所地鎮祭 ・・・遺体を納める土地を祓い鎮めるおまつりです。

 

・通夜祭   ・・・夜を徹して故人の御霊を慰めるおまつりです。

 

遷霊祭   ・・・故人の御霊を霊璽と呼ぶ白木の「みしるし」に遷し留めるおまつりです。

 

発柩祭(出棺式)・・・柩を霊輿に移して、葬列を組み葬場に向かう際のおまつりです。

 

・発柩後祓除の儀 ・・・家に残った家族と家をお祓いします。

 

・葬場祭(告別式)・・・故人に最後の別れをするおまつりです。

 

・火葬祭   ・・・火葬に付す際のおまつりです。

 

・埋葬祭   ・・・遺体・遺骨を埋葬するおまつりです。

 

・帰家祭   ・・・葬儀が滞りなく終了したことを霊前に奉告するおまつりです。

 

・霊前祭   ・・・葬場祭の翌日から、御霊を慰めるおまつりを行います。

 

・清祓    ・・・五十日祭を終え家中を祓います。そして、神棚のおまつりを再開します。

 

正辰祭   ・・・毎年の死者の命日(死亡月日)に執行される祭儀を「正辰祭」(しょうしんさい)という。

 

・合祀祭   ・・・故人の御霊を、仮御霊舎から祖先の霊をまつる御霊舎に遷すおまつりです。

 

・百日祭   ・・・亡くなってから百日目に行います。

 

・命日    ・・・毎月、毎年巡ってくる亡くなった日に故人を追慕します。

 

年祭    ・・・満一年、三年、五年、十年、以下十年ごとに行います。

 

まつりあげ ・・・亡くなってから五十年後に行います。

 

 

 

 

 

以下が、キリスト教の解答です

 

1. ×…「プロテスタント」ではなく「カトリック」

 

2. ×…カトリックの臨終の祈りは、死後ではなく、死に臨んで行われます。

 

3. ○

 

4. ○

 

5. ○

 

6. ○

 

7. ○

 

8. ×…「聖餐」ではなく「聖体」

 

9. ○

 

10. ×…80歳ではなく60歳です。

 

11. ×…バチカン公会議でカトリックが火葬を容認して以降、火葬率が

 

向上している。

 

 

神道やキリスト教は、出題比率は少ないですが,、それだけ問題が難しく感じられます。

 

普段、接することの少ない方にとっては尚更。

 

少しずつ覚えていくしかないですね。

 

しかし、試験までそんなに時間はありません。

 

皆さん、頑張ってください。