東京ビッグサイトで (井手)

 

 

 

東京ビッグサイトで第4回目のエンディング産業展が催されました。

 

私は初日の朝1番に「葬儀司会者として必須の理論【音法】を学ぶと題して、

 

1時間半講座を担当させていただいたが、何せ両隣の声がガンガンと入って来て

 

(勿論これはお互い様で仕方ないけど)、受講生の声が全く聞こえない状態でした。

 

仕方なく口元が動いているのを見て確認する有り様。

 

内容も若干変更しなければならなくなり、ほとほと困惑しました。

 

贅沢に思われるだろうけど、出来れば、一応静かな所で…

 

やらせていただきたいなあ、と思う次第であります。

 

また受講料無料とは云え、受講された方は私の声が聞き取り辛いようで、

 

(マイクを使っているにもかかわらず)

 

耳に大きく手を当て、こちらサイドに照準を合わせる様は見ていて悲しいです。

 

受講生の皆様、文字通りお聞き苦しく大変失礼をいたしました。

 

お渡しした「音声CD教材」を、私の方がありがたく感じました。

 

この音声教材CDが無ければ、どうなっていたか、と。

 

モデリング学習で上達していただければありがたいです。

 

 

 

 

現在、この業界には大きなイベントを開催する企業が2つ程ございます。

 

開催イベントの中身は一見似ていますが、大きく異なる点も目立ってきました。

 

それはその方が良いのでしょう。それぞれに特徴があり、良い悪いではなく、

 

ターゲットに違いがあるからではないでしょうか。

 

今回のエンディング産業展は、一般の人も参加できるイベントなんです。

 

例えば、ティラノサウルスの花祭壇(祭壇ではないかも)が端的に表しています

 

 

 

 

恐らく、実際の葬儀では使い図らいでしょう。(不可能に近い)

 

ただ、その制作技術は素晴らしいと思います。

 

しかもこちらの会場は、写真撮影は全てOKです。

 

もう一つのビジネスフェアでは原則写真撮影が禁止だったように思います。

 

(間違っていたらごめんなさい)

 

 

 

専門業者をターゲットにしているイベントと、誰でも入れて、

 

エンディングだけではなく、他のイベントともマッチングしながら

 

(昨年、大阪ではトレーニングジム系と一緒でした)

 

開催するのとでは、雰囲気がまるで違ってきます。

 

要するに、一般客を集客するには、エンターテイメント要素が必要です。

 

美坊主コンテスト…本気でこんなことやっていたら叱られます。

 

供養女子コンテスト…軽い気持ちでやらないと、逆に痛いでしょう。

 

納棺士コンテスト…参加企業は絞られているのではないかな。

 

また、セミナー講師はその場所で何を売っても良いことになっているようです。

 

さすがに物を売っている人はいないでしょうが。

 

誰でもが楽しめて、勉強にもなる。

 

それが、一般の顧客との【溝】を埋めてくれる可能性はあるでしょう。

 

もう一つのビジネスフェアは、ほぼ四半世紀の歴史があります。

 

やや飽きられ気味という感想は当たっていますが、

 

専門業者が研鑽を積み、関連商品などの新しい知識を学ぶ場としては必要で

 

その代わり、一般向けの派手なエンターテイメントとは無縁でしょう。

 

 

 

二つの開催は、共に巧くいけばいいなと…話をしながら呑んでいました。

 

ダハ!

 

 

 

明日に続く