新幹線で外人のお姉さんが (井手)

 

 

 

昨日からの続き

 

新幹線で東京(品川)から三河安城へ向かう…の巻き

 

 

 

正午から17時までの間、豊橋に停車する新幹線ひかりは2本程度で非常に少ない。

 

だから私は時間を合わせ、なるべく豊橋まではひかりで、そこからこだまに乗り換える。

 

そうすると、かなり時間短縮になるのだ。

 

今回もそのつもりだったが山手線の緊急停止で時間に間に合わず、別のひかりへ乗車。

 

三島までひかりで行き、そこから先は、こだまに乗り換えて三河安城へ向かう。

 

 

 

その新幹線ひかりの中、私の席は車両の最後方に陣取った

 

そして私の席よりすぐ前に10人程の外人さんの集団が座っていた。

 

彼らの荷物が、私が座る最高峰じゃなくて最後方の座席のすぐ後ろに山積みにされ、

 

私の座席はリクライニングが全く使えない状態、90度になっている。

 

でも私は所詮三島まで、そこで乗り換えるから構わない、と思っていた。

 

傍から見れば、垂直に座っているかなり真面目なサラリーマン。

 

私の前の席には、イタリア系だろうと思われる若い外人女性がリクライニングを

 

これでもか!と思われるぐらいに大きく仰け反って座っていた。

 

チョット崎陽軒の焼売弁当が食べづらい状況ではあるが、

 

せっかく日本を楽しんでいる外人さんには言い辛い…我慢していただこうと思った。

(直角に座って)

 

弁当の包みを開いて食べ始めた…ん~やはり美味いね!

 

 

その時、何を言っているのか直ぐには分からなかったが、

 

「弁当の匂いが嫌だ」と言っているようだ。

 

後ろをチラッと振り向くと、誰かに席を替わってもらっていた。

 

(失礼な女だな)と思い、気分が悪くなった。

 

そこへタイミングよく真面目な女性車掌が回って来て切符をチェックした時、

 

私のリクライニングが動かせないことに気付く。

 

「お客様、これ(リクライニングを指し)、動かせませんよね」

 

「いや、いいんです。私三島で乗り換えますので」

 

そしたら、私の一つ飛ばした横にいたおばちゃんが

 

「車掌さん、私の荷物の上に外人さんが荷物を置いていますので困ります」

 

(えっ、何? 今そこ…)

 

話がややこしくなりそうだったが、

 

真面目な車掌はツカツカと外人さんグループに歩み寄り、荷物を動かせという。

 

(おい、俺は崎陽軒の焼売弁当を食べてるでしょ)

 

 

 

始まった…出来ない…やりなさい…これでどうですか…ルールです…云々

 

何だか今日はついてない。

 

もうゴチャゴチャやりだしたら外人さんは遅いから…

 

崎陽軒~弁当諦めました。

 

そして三島で新幹線こだまに乗り換え、三河安城に辿り着きました。

 

 

 

ではまた、続くけどね。