迎えが待っているから朝ドラを観たら直ぐにロビーへ降りなければならない。
ところが、思いの外混んでいて、数分程手間取っていた。
朝食が無料だから混むのだろう。
良かった、まだ来ていない。
ここのホテルは自動でチェックアウトが出来るから便利である。
サービス業は人に掛けるお金を、出来るだけ機械やロボットに変えようとしている。
世の中、色々と大変だ。
葬祭関連でロボットが代わることには限りがあるだろう。
昨年、お経を読むロボット(ペッパー君)が登場したが…僧侶の代わり?
あれは、原則テープレコーダーと似たようなものだった。
その後の進化は…まだまだ難しいのではないかな…話題としては面白かったが。

今回の参加者は初心者、未経験者、久し振りに異動になりまた葬祭を担当する方、
つまりベテランはまずいないのが最近の傾向である。
だから、癖が非常に少ない。
それでも、司会をやったこともないのにもかかわらず、
独特の抑揚やアクセントで喋る人がいるものだ。
それは、いつの間か自分の耳に入ってきているから。
私はこれを「ホモサピエンスは真似をする猿だから」…と冗談まじりに云う。
でもこれこそ、発声学習能力が誰にでもあることを証明している。
だからこそ、音声教材CDが物凄い威力を発揮するのだ。
最近、皆さん上手い、というか上手くなっている、その手応えがある。
下手な方がいても、司会の理屈を理解しているから、
自分の声を意識してコントロールしようとしている…それがうまくいかないだけだ。
現在上手くなくても、そんな事は問題ではない。
要は、自分の声をコントロールすることが肝心だ。
今までは無意識ではやっていた。
それを他者のために、意識して声をコントロールする。
この意識改革が、大きな変革の始まりで、それは一人ひとりのちょっとした本気から。
ここで詳細は書けないけれど、
司会の決まり事を皆様が守ることをお勧めしています。
文字は、書いてある通りには絶対に読みませんから。
文字より先に、言葉が誕生し、言葉を文字に当て込んだからです。
また、日本語がどうなっているか、その特徴は、歴史は、発声のメカニズムは…
基本は知っておいた方が良いと思います。
何故なら、ガラッと変わりますから。
参加者に一人、演劇をやっていた方がいたのですが、
声のコントロールも、感情の揺れのコントロールも間の使い方も、
ほぼ出来上がっている方いて、もしかして芝居を…と思ったら当たっていました。
どういえばいいのか分かりませんが、共通項があるのを感じます。
この例、実は珍しいことではありません。
放送部にいた方とはまた違うのです。
微妙な話でスイマセン。
9月は綜合ユニコム様主催でまた「音法」のお話をさせていただきます。
勿論、弔電やナレーションの音声教材CDも添付しますよ。
今回は8~10作品を予定しております。
9月3日の時点で13名(20名定員)です。
是非、ご参加ください。
<告知>
第64回 葬祭セレモニー司会術【ベーシック講座】アナウンス強化編
開催日時■ 2018年9月28日(金) 10:00~17:00
会 場 飯田橋レインボービル 会議室
東京都新宿区市谷船河原町11 TEL.03-3260-4791
参加費 44,280円(1名様につき。)
(消費税および地方消費税 3,280円含む)
※昼食代含む
定 員 20名(先着順)
▼内容に関するお問合せは
綜合ユニコム株式会社 企画事業部
TEL.03-3563-0099
では。