「それでいいのか郵便局」の続きです。
翌日、作成し終えた書類を会計事務所に、今度は宅急便で送付した。
夕方自宅に戻り、夕飯は実家に食べに行った。
すると井手氏が「おもしろいもんがあるぞ!」と帰ってきた。
手には見覚えのある緑色の封筒…
なんとあの7月の帳簿書類が入った封筒が不渡りで帰ってきたのだ!!!!!!
よく見ると、「あて所に尋ねあたりありません」の判が。
よくわからなかったのでネットで調べてみると…
宛先の住所にあて先の住所に受取人が居住していない。とある
再度封筒を見ると、確かに会計事務所の名前が無く、届人の名前と住所と郵便番号だけだった。
これは事務所名を書かなかった私にも非があるが、それならば普通「あて名不完全で配達できません」となるはずだ。
これは宛先が不完全な為届けることができませんでしたという事らしい。
しかし、この封筒の判から察するに
『そこまで訪ねて行ったけど、そんな人居なかったよ』という事になる。
翌日事務所の宛先の方に確認の電話をすると、
勿論郵便の方は来ていないとのこと。
そりゃそうだ。
すぐにでも欲しい書類なのに、わざわざいない等と嘘をつく人はいない。
ましてや大企業クラスの人数が一挙に入っているビルならまだしも、会計事務所でしかもオフィスビルの一角にある所ではない。
翌日会計事務所があるT郵便局まで連絡をした。
あて所に尋ねあたりませんの判の横に2名分上段、下段と判が押してあり確認をすると、
上段が配達した方、下段が局に戻ってきて最終確認した方となるらしい(T郵便局曰く)
そして問題の配達員の方と話しをし、会計事務所の方が尋ねに来ていない旨を伝えると
最初ははぐらかしていたのだが問い詰めていくと配達先の住所に尋ねにも行ってないことが判明した。
だったら、封筒の下部に会社の住所・電話番号・FAX番号まで記載されているのだから、不明であれば連絡をするのが一般的ではないのかとも思ったが、そこまでは求めすぎなのだろうか。
私がエムシープロデュースの○○宛てではなく、個人名で会社の住所等に資料を請求した場合でも郵便物は届く。
もしわからなくても連絡が入り、「ここの住所で合っていますか?」と確認が来る。
自宅でも隣のアパートの方の配達物が来てうちに「○○さんですか?」と確認が来る。
配達員が違いましたーと帰ってきて、最終確認までする方がいるのに今回のようなミスが起きた。
最近はネットでの買い物が当たり前の時代になり、様々な配送サービスを利用する人が増え、配達員の方々の負担が大きくなっているのも確かだ。
色々な人の意見があるのも確かだが、サービスを利用する側と行う側での温度差がかなりあるんだなと感じた。
結局、普通郵便で送ってしまった為損害補償は受けられず、送料もかかったままとなっているが
それについて尋ねると、「同じ郵便物を再送しましょうか?」と言われた。散々その書類が大切なもの、遅れてしまったが為急ぎになったとあれだけ言ったのに再送しましょうかとは驚きだ。
これからは全ての書類を損害補償が受けられる書留にしたいが、請求書を出すのに一々書留にしていてはキリが無い。
今回の件はいい社会勉強になったと諦めざるを得ない...
