第64回【ベーシック講座】を終えて (井手)

 

 

 

秋の葬祭セレモニー司会術【ベーシック講座】が終了しました。

 

【ベーシック講座】に関しては、平均して年に3回程度の開催だから22年目。

 

ここ数年の【ベーシック講座】の動向は、「アナウンス強化編」とサブタイトルを付け、

 

増加傾向の家族葬にもターゲットを絞り、特に【音法(おんぽう)】の基本を教え、

 

プロのアナウンサーの司会理論を知ることで皆さんガラッと変わりました。

 

理屈を知って、音声CDがあれば、誰でも数カ月で上達するようです。

 

 

 

思い返せば10年程前までは、SDカードに教材音声を収録し、

 

参加される各自に再生機器とイヤホンを用意して講座を進めておりました。

 

その頃も各自で音声は聞けたのですが、今ではCDそのものを教材に添付します。

 

これで完全に【モデリング学習】が成り立ちました。

 

※モデリング学習(ウィキより)

 

モデリング(: Modelling)は、心理学用語のひとつ。何かしらの対象物を見本(モデル)に、そのものの動作や行動を見て、同じような動作や行動をするのがモデリングである。

 

人間(主に子供)の成長過程では、モデリングにより学習・成長するとされている。

 

※事後アンケートの一部をご覧になりたい方は、下のこちらをクリックしてください。

 

 

 

【音法】は、学問的には色々な捉え方がございます。

 

ですが、お葬式の司会講座で、僅か1日で取り上げるということは、

 

具体的にはアナウンスや弔電やナレーションで頻出頻度が高いものがあります。

 

そこだけをピックアップしていると理解してください。

 

あくまでも現場での実戦的な葬儀司会に特化しています。

 

 

 

今回、弔電とナレーションに関しては11作品を音声教材CDとして添付しました。

 

尺の短いものから長いものまで、現場で応用が効いて使い易いやすく、

 

また過去のCD教材ともなるべく被らないように選別しました。

 

今すぐ出来なくても、必ず上達するでしょう。

 

 

講座の事前にもアンケートをいただいています。

 

どのようなアンケートが多いかというと

 

司会をするうえで、何が大事か、指導される時、心を込めて、と言われますが、

 

具体的には何を意味するのでしょうか。また、自身の弱点の解消を期待したい、

 

など「事前アンケート」には色々と書かれていて、

 

さて、どうしようかなと毎回迷います。

 

しかも今回は、原稿の書き方まで質問される方もいて、

 

それは当講座ではなく別の講座へといえば済みますが、それではかわいそう。

 

テキストに落とし込むのは間に合いませんが、

 

一応のコメント(10分以内)は用意していきました。

 

 

 

【お知らせ】

 

音法を使った司会講座は、綜合ユニコム様では来春開催の予定、近い所では1167日に都内でJA全農様を対象に有料講座、1114日エンディング産業展(大阪)で、11時から無料講座を予定しています。是非、ご参加ください。