明日から師走、今年予定していた講座は全て終了した。
街はすっかりクリスマスモードです。
さて、これから2月までの期間は来春以降の講座の下準備に入っていく。
特に、葬祭ディレクター技能審査試験対策では新たな分野での法整備など
色々と調べ直さないといけないだろう…何しろ関連法規はよく変わるから。
また司会の分野においても新たな何かを模索し続けていくしかない。
受講して下さる方への具体的な準備で思うことは、
何を隠そう(何も隠さないが)講師である私が一番勉強になるということだ。
一度は理解したつもりになっていた司会理論でも、
人に教えるために改めて学び直すことで
これまでの自分の理解が如何に浅いものであったかを思い知ることになる。
テキスト作り、資料作り(CD音声教材)は面倒だなと思うこともあるが、
講座を準備する上で、結局、一番多くのものを学んでいるのは講師なのだ。

講座のプログラムで大切な事は、その目的と内容だが、
中でも私がこだわるポイントがいくつかある。
文字・図や表が分かりやすく出来ているか。
全体の流れに、変化やメリハリはあるか。
突発的な条件変更などにも対応できる柔軟な作りか。
終了後のアウトプットを具体的にイメージできるか。
最後に、このテキスト類で自分が楽しめるか。
この「自分が楽しめるか」は意外とポイントが高い。
楽しめなくては苦痛でしかないからだ。
とても気になる点だ。
さあ、来年のために頑張ろう。