平成最後の師走に…(井手)

 

 

 

先日、中学校の同窓会メンバーで忘年会があった。

 

やたらと九州から東京へ出てくるSッパンも居たので、その日が忘年会。

 

平成最後の師走が終われば、定年を迎える年齢になる。

 

昭和で30年、平成で30年過ごしたことになる(…予定の)年代だ。

 

 

同級生の中には亡くなった者も数多くはないが、それなりにいる。

 

私自身、60歳(まだなってないけど)まで生きるなんて長生きだと思っていた。

 

多分、私の身の周りの人に早逝が多かったからだろう。

 

若い頃はそう思っていたが、今は60歳が長生きだなんて思わない。

 

小学5年生から親がいない。

 

2人の兄は29歳と52歳で他界した。

 

(未だ存命している兄弟姉妹が2人いる)

 

 

 

私はサラリーマン人生の経験がない。

 

就活(おう、職業柄この字を使うの珍しい)の経験すらない。

 

大学を留年しながら、俳優としてデビューしていたからだ。

 

サラリーマン経験のない私は、同窓会の皆の話について行くのがやっとである。

 

同級生の皆は、誕生日がやってきたら順番にその月末で退職だそうだ。

 

(公務員は、皆一緒だろうが、民間は大概個別退職ではないだろうか)

 

これに対して愚痴も多い。

 

入社は同じなのに、退職が違うのは納得がいかないのだ。

 

人生は平等ではないし、難しい。

 

 

 

30年前、バブル景気で同級生が浮かれていた頃、平成に元号が変わった。

 

私は俳優に見切りをつけ、葬祭で生きる道を模索した。

 

好景気はやがて崩壊し、社会情勢は激しく変化し始める。

 

それまでのポケベルから一気に携帯電話が普及し始めた。

 

それ伴い公衆電話が姿を消して行く。

 

時代は更に進んだ今、携帯も役目を終えたかのようにスマホ時代だ。

 

一例を挙げたが、科学技術の加速度的な進化には枚挙に暇がなく驚きを隠せない。

 

そして登場したのは、AI(人口知能)だ。

 

 

 

平成の次の時代、それは間違いなくAIの時代だ。

 

私はKIだけど。

KAZUO IDE…これ、昭和のボケだな、写真の座布団1枚抜いてくれ)

 

 

 

世の中は、さらに激しく変化していくだろう。

 

平成の時代も激しかったけどね。

 

大変な時代の還暦になるかな。

 

 

 

では。