2月9日、前夜から日本列島を寒波が襲い、当日は朝から雪。
寒いのは得意ではないがカイロを懐に2個偲ばせて家を出た。
この日だけは、電車が動く限りは行くつもりでいた。

約10か月振りに懐かしい面々と再会。
就職がどうなったか気にしながら、元気そうなメンバーにホッとした。
展示会場には、この学校で学んだ思い出の数々が詰まっていた。
楽しく過ごしながら学んだことが良く分かる。
授業風景や研修旅行、運動会などを見ると詰め込み過ぎと思うくらいだ。
20歳前後の学生が、1年間学んだ。
それだけで、そんなに凄いことが出来る分けもない。
それでも彼らは、自らこの業界に入って来てくれた将来の宝だ。

卒業研究の課題は、毎年そうだが今風の流行に流れる傾向は否めない。
それでも彼らの発表を聞くのが好きだ。
今年は3つ。
1.介護と葬儀
2.供養の提案…墓石事業の進む道
3.葬儀関連車両について
それなりに面白かった。
最近は、葬儀そのものより、その周辺の環境を探ることが多い。
これも時代の流れだろう。
いつも思うが、この卒業発表に参加して下さる業界の方々、講師陣、ご父兄の方、
皆様が温かく送り出してやろうという気持ちに溢れていて、若者の旅立ちに希望がある。
今回も、楽しく送らせていただいた。

これから社会人になって、色々と苦労するだろう。
少しずつ慣れていくのが良い。
焦らずに、頑張って欲しい。
社会に出たら、粘りがとても大切だから。
ご卒業、おめでとうございます。