私は本来が「井手」ではないから表記の字を間違われても余り気にしない。
しかし、これが家族の話となると黙って見過ごすわけにもいかなくなる。

私は「井手」という苗字をよく間違われる。
「井手」ではなく「井出」と書かれてしまうのだ。
最近では、流石に慣れっこでスルーすることも多々ある。
昔は「井手」という字から想像して、手で(道具は使っただろうが)井戸を
掘っていたのか、それらに関する仕事に従事していたのか…と思っていた。
しかし、この年になって、ちょっと調べてみた。
というのも京都に「井手」という地名があり、そこを通過した時(本能的に)、
自分の名字とこの地は、何がしかの関連があるのではないか、と直感が働いたから。
名字由来netで「井手」を検索した。
全国順位…543位
全国人数…凡そ36.800人
名字の由来解説では…
①現京都南部である山城国綴喜郡井手が起源(ルーツ)である、古代氏族であり、美努(みの)王の妻県犬養(あがたのいぬかい)三千代が橘宿禰(すくね)の氏姓を与えられることに始まる橘氏が著名。
②ほか中臣鎌足が天智天皇より賜ったことに始まる氏(藤原氏)。
③秦氏。などにもみられる。
現佐賀県と長崎県である肥前地方に多くみられる。
山城国綴喜郡井手が起源(ルーツ)とは、ビンゴである。
山城国(京都府)綴喜郡(つづきぐん)井手町は京都府南部に位置する町である。
全国を廻っていてラッキーだと思った瞬間だ。
根拠のない自信がどこから来るのか不思議だったが、ホッとした。
正しいのかどうかも不明だが、ルーツが少し解明されたようで落ち着いた。
皆様も「名字由来net」で検索してみてください。
では