満点は難しい (井手)

 

昨年から右膝が痛く、いくつか病院を変えたりしているが治らない。

 

このゴールデンウィーク中に何とかしたいと思い、

 

とある病院の整形外科での待ち時間。

 

この待ち時間が人気のある病院ほど長い…何とかならないものか。

 

再診の場合で、受付を済ませて40分程度で呼ばれたら大ラッキー。

 

通常だと1時間から1時間半はかかる。

 

そこで先日届いた葬祭ディレクター技能審査模擬問題集を解いて時間を潰している。

 

これだと、仕事ができない時間が埋まる。

 

まさに一石二鳥だ。

 

 

取り出したのは昨年の1級学科試験。

 

今年も受験してみた。

 

結果は198点だが、「ん?」これは答えがおかしいのではと思い、

 

高知にいる優秀な方に(この方は昨年1級を受験)尋ねてみた。

 

どんな問題かというと(8番の問題です)正誤判定なのですが、

 

 

 

<病理解剖と行政解剖については、原則として遺族の同意が必要になります。>

 

 

 

私は、自信を持って×をつけました。

 

正解は○で、おかしいなと思ったものですから件の方に尋ねたのです。

 

 

 

結果は○です。

 

病理解剖は当たり前ですが、行政解剖も原則、遺族の同意が必要らしいのです。

 

 

 

これ、首都圏の葬儀社だったら間違う可能性が高いです。

 

私が解剖に立ち会っていたのは、その全てといっていいほど監察医制度下で

 

行なわれたものですから結果として、遺族の同意は必要ありません。

 

だから勝手に全国どこでもそうだと思っておりました。

 

実は、この解釈には、広義と狭義があり、紛らわしいのです。

 

 

 

でも、お陰で勉強になりました。

 

ということは、間違えることで覚えていくわけです。

 

間もなく受験対策講座が始まりますが、大いに間違えてください。

 

試験において、間違えること、知らないこと…決して恥ずかしいことではありません。

 

(状況にもよりますけどね)

 

 

 

これから2級の試験を受けてみます。

 

 

 

では。