肘を見せられて10回連続言ってごらん、と言われても
「膝・膝・膝・・・・」となるくらい膝が痛い。
ピザを見せられて膝と10回連続言ってごらん、と言われても
「膝・膝・膝・・・・」にしかならない。
それほど寝ても覚めても膝が痛い。

膝が痛くなったのは昨年8月初旬。
葬祭ディレクター受験対策で全国を回った後、
痩せるためにジムで体を鍛え直そうと走っていたときのこと。
右膝が急に痛み出し、でも後2キロだから速度を落として完走した。
そして…変なところで意味のない頑張りなんぞ、
本当に意味がないということを、トコトン知ることになる。
その日は別に痛みもなかったが、翌日から痛くて腫れた。
そこまで馬鹿じゃないから、土曜日でもやっている近所の「やややぶ」気味の医者へ。
そしたらヒアルロンサン注射を打たれ、湿布も出さずに帰された。
これで膝が綺麗になって、20代の美しい膝を持つ男として紹介されたら嬉しいが、
こんな治療じゃ治らないだろう。
翌日「自分で治す」と心に決めた。
間違っていた、と思った自分が悔しい。
あれから9ヶ月、自分なりの治療法や低周波マッサージ器の購入で
誤魔化しながらも歩くのには困らない程度にまで治癒したのに…あー神様!
5月になるとそろそろ忙しくなる。
中途半端じゃなく、この連休できっちり膝を治そう。
だって10連休もあるしなあ。
なんでそう思ったのかな、「自分で治す!」と、強く心に決めたに。
悪化した、酷い状態になった。
病院が悪いわけではない。
きっと相性が悪いというか、治療法が合わなかっただけ。
いくつか治療をしたのだが、膝の水を抜き、またヒアルロンサン注射で膝美人になり
ハイボルテージという高電圧のマッサージ器で治療し始めた途端に、大きく悪化した。
5日連続で通い、3日目辺りから膝が晴れ出し…そしてついに歩けなくなる。
今、杖なしではとても歩けない。
な。な、なんということ!
ショックで塞ぎこむ。

私は杖を直ぐ失くす。
きっと今までは、必要性が低かったから。
また同じものを買う。
家族が笑う。
今度は、多分、いや絶対に失くさない。
昨年の8月の膝の状態より悪いが、「今度こそ、自分で治す!!!」
薦められた物理療法をキャンセルして、湿布と風呂。
治療はこれだけ…ほぼ自然治癒に近い。
一応心配だから、本日治療はしないけど、MRIを撮っておきます。
1から出直しだ。