某日、司会講座依頼のお電話をいただいた。
「もう一度初級からで…」と言われたときは驚いた。
何かあったのかなあ?
あんなに巧かったのに…
考えてみると、メンバーが多少は入れ替わるだろう。
何せ7~8年振りだから。
もしかしたら退職された方もいるかもしれない。
ただ、司会に携わる全員が受講したいので、
講座は2日間、同じ内容でという希望だった。
最近は「家族葬」が増えているという。
「家族葬」を希望する顧客の割合が増えたと。
以前から申していますが、JAに家族葬は合わない。
家族葬というネーミングも嫌いである。

その理由は、JAは協同組合であり株式会社ではない。
協同組合とは、同じ目的をもった個人や事業者が集まり、
お互いに助け合う組織…互助組織だ。
ただし、農業者を中心とした「組合員」などが、
よりよい地域社会を築くことを目的に組織された協同組合である。
助けあい、繋がっていくことで暮らしの安心や豊かさを感じ、
喜びや笑顔が生まれていくものだと思う。
そして様々な取り組みを通じて、
次世代を担う若い人たちに「助け合いの精神」を伝えていくものです。
家族だけで行なう葬儀は、組織が協同組合でも出来ないことはない。
ただし、家族葬という呼び名は宜しくないと思う。
新潟県のJA○○地区葬とか、または地区を意味する「district」を使い、
新たにディストリク葬儀とか、トレンドを作るべきだったのではないか。
この話は10年前にしていた話だが、今の家族葬は、その解釈が広すぎる。
愚痴る訳ではないが、残念な気持ちが強い。
もう一度言わせて、JAは協同組合でーす。
(我が家も、その一員でございます)

その他の話を伺ってみると、施行件数は微増している。
だが、新潟県内のJAが占める割合は10年前に比べてダウンしている。
一度減少し始めて、V字回復はかなり厳しい。
この地域だけでも頑張らねば…
まず、ネットを使っていない。
折角参加しているのに、勿体無い。
変えるべきモノは、考慮しよう。
明日から、司会講座は30名程度を2日間に分けて行ないます。