人口40万を超えている愛知県豊田市。
世界のTOYATA自動車の本社がある。
豊田市は、昔は挙母(ころも)市だった。
元来,
繭(まゆ)の町として栄えた挙母市が時代と共に勢いをなくし、
トヨタの自動車部門を誘致して発展を遂げようとクルマの町に変わった。
そして1959年、市名を「豊田市」に変更された。

これは、「とよた」と読む。
しかし、トヨタグループの創始者豊田佐吉は、「とよだ」と濁るのだ。
社名は「豊田(とよた)」でも、
人名は「豊田(とよだ)」である。
これだけではない。
名古屋大学のシンボル豊田講堂。
これもトヨタ自動車工業からの寄付で賄えた建物である。
だから、豊田講堂は「トヨタ講堂」ではなく「トヨダ講堂」である。
それはグループの創始者豊田佐吉を記念する意図からだ。
このような間違いは、学生は笑って済ませるだろうが、
司会者にとっては致命的である。
葬祭ディレクター技能審査試験でも固有名詞の読み誤りは減点。
気をつけたい。
では。