2.5次元の夜 (井手)

 

宮城と福島の合同研修は昨年に続き2回目。

 

911日の試験日に向けて開催される葬祭ディレクター技能審査対策だ。

 

前泊で仙台のホテルにチェックイン。

 

夕食に牛タンをと目的の店舗まで歩く。

 

すると勾当台公園のステージを中心に何やら黒山の人だかり、

 

というより、茶から紫などは派手な色の人だかり。

 

(黒山の黒は髪の色です)

 

 

思えば、長野県の松本市で、松本歌舞伎が行なわれた夜も、

 

また松本山雅FCのサーカーの試合が終わった夜もこんな感じだった。

 

仙台は都会でベガルタもあれば楽天もある、あるいは89ERSの可能性だってある。

 

八村塁の影響が今ところココにもの可能性は捨てきれない。

 

散歩のついでに近くを通って確かめた。

 

アニソンだった。

 

コスプレのグループがあちらこちらで踊ったり、写真を撮ったり…

 

一方で狂ったように踊っている若い男の子の群れ。

 

何やらペンライトのようなものが目まぐるしく動いている。

 

空中に描かれる凡字のよう…それはそれは恐ろしくなった。

 

祟られるかもしれないと思い、息を殺し避けて通った。

 

 

全くこんな生物、昔は存在しなかったのに…ブツブツ言いながら喜助に到着。

 

牛タン定食が美味い、美味すぎる!

 

 

それにしてもアニソンのコンサートではコスプレ率の高い観客が多い。

 

コスプレの先には役者がコスプレする2.5次元の舞台があり、それも結構流行っている。

 

誰がその役をやっても、すでにコスプレしているので大差は無いだろう。

 

アニメと同じストーリーで、2次元の世界から飛び出したという設定。

 

それが面白いとは、私には思えないが…

 

その先には、アンドロイドにコスプレさせて2次元のアニメと同じセリフを喋らせ

 

動きも正確にアニメを模写させる。

 

芝居なんかどうでもよく、これでいいのではないか?

 

あー、世も末だ。

 

 

 

早く寝て、明日に備えねば。

 

では。