宮城・福島合同研修会 (井手)

 

20名程の参加予定者だったが欠席者が出て17名。

 

1級が7名、2級が10名。

 

隣県とはいえ新幹線で当日移動だったり、前泊だったり。

 

でも、仙台は楽しいところです。

 

(欠席者がかわいそう)

 

 

1.2級を同時に講習するのは少しハードです。

 

全く同一のテキストを使っているのは学科だけ。

 

つまり、学科以外は全てのテキストが違うものですから頭の切り替えが大変。

 

受講生も右に1級・左に2級と、分かれて座っていただきます。

 

ところが、話に熱が入ってくると2級の受験者に向けて話さなければならないのに

 

どちらがどちらに座っているかが分からなくなり1級の方に向けて話している。

 

こんなことはしょっちゅうあります。

 

(※初心者から達人の域までを三段階に分けて示す初中後の音変化が、しょっちゅう

 

オマケにshiriが突然反応し、「私はここにいます」と言ってくる。

 

もう頭の中がパニック状態です。

 

 

受講生の皆様がどうしても弱いのは、習慣で「様」を付ける癖があり、

 

それが1級の司会で欠点になります。

 

具体的には、葬儀委員長の式辞は敬称略なのにどうしても付けてしまう。

 

社葬の主催者側の挨拶で、敬称は付きません。

 

そのことは理屈で分かっていても、習慣で付けてしまうみたいです。

 

また、喪主の謝辞(1級司会)で、喪主に様を付ける場合と付けない場合の違い。

 

これがなかなか理解してもらえません。

 

喪主が主催者と関係がある人、例えば同じ会社の社員・役員とか、

 

または系列会社の方などがそれにあたり、敬称略。

 

もしくは、合同葬の場合の遺族も同様に敬称略。

 

これ以外は、敬称を付けてください。

 

間違えてはいけないのが、焼香の際(やり方がいくつかあります)は、

 

(我々プロの司会とは多少違うかもしれませんが)全員に敬称を付けても構いません。

 

満点持ちからの減点方式ですから、引かせないようにするのがコツです。

 

また、試験は個人資格です。

 

他の人のことは気にせず、自分の為に頑張りましょう。

 

では。