オレオレ詐欺が大問題になっているときに、あろうことか警察官が詐欺を働いた事件。
京都地検は78歳の高齢男性から1,110万を騙し取った38歳の警察官を起訴しました。
この男性が多額の現金を引き出そうとしているのを「オレオレ詐欺の被害者では?」
と通報し事件発覚。ところがこの事件、高齢男性は生活保護受給者。
この警察官は生活保護受給者が大金を持っていることに「不正受給の疑いがある」と
460万を調べるといって持ち帰り、さらに残った銀行預金も引き出させて
合計1,110万を奪ったという事件。
警察官は当初、「お金を借りただけ」と言っていたそうです。
このような警官が世の中にいることには全く驚かない。
例えば、一時停止を「止まった」「止まらなかった」と問題になると、
止まるというのは車の揺れもないはず、車が揺れているのは
まだ完全に止まっていませんなどと屁理屈をつけ、
ノルマ達成に躍起になる交通警察官は山ほどいます。
(個人の意見です、良い警察官もいらっしゃるでしょうが)
しかし何より驚いたのは、生活保護受給者の貯金額。
これは凄い。
しかし理論上、可能だというのです。
実際、この高齢男性は長年の生活保護費から1,000万以上貯めていたようです。
こうなると、話は変な方向へ向かいますが生活保護はお金が貯まる、
いや正確に言うと、貯めようと努力すれば貯められるというわけです。

何か制度的に問題があるような気がします。
この警官はそれを暴いてくれたのかもしれません(そんなわけないけど)
ん~セイフティネット…どうなんだろうなあ?
では。