前日入りした盛岡、以前から訪ねてみたいと思っていた「盛岡八幡宮」へ。
無形民俗文化財の「チャグチャグ馬っこ」の鈴の音は、
「残したい日本の音風景100選」の一つ。
また、流鏑馬(やぶさめ)が行われている神社としても名を馳せている。
つまり歴史は古く、建立から三百年を超える。
本殿を含めて境内には12の社が鎮座する相当な広さを誇り、
神社のテーマパークとも呼ばれているらしい。


しかし、訪ねてみて初めて「テーマパーク」の意味が分かった。
随所に工夫があるのだ。
例えばこの写真。

ひょうたんが並んでいます。
なんだろうな?っと思いました。
社に向かっていくと、こんなものが売られていました。
八方塞がり用のひょうたんと、厄年用のひょうたんです。
その方たちは、このひょうたんを購入して…

また人形の紙に、名前を書き、自分の体を擦り付け(体の悪い箇所に当て)、
人形に息を3回吹きかけ、弱火で浄化する…というものもあります。
更に「目出鯛おみくじ」と称し、おみくじを釣竿で釣る、という企画もありました。
その横には、お金が浮かぶと幸運が待っているという、
水に浮かべる1円玉が大量に水底に落ちていました。
(運が悪い人は奈落の底じゃのう!)
なるほど神社のテーマパークって、こういうことなのね。
次回は、石川啄木も散歩コースで通ったといわれる「盛岡天満宮」にも行ってみたい。
最後に、改めて「手水の作法」を

では、晩飯だ。