盛岡の夜 (井手)

 

さて、夕食に何を食べようか盛岡の街を彷徨う。

 

食堂園やぴょんぴょん舎も考えたが、新たな場所も開拓したい。

 

歩くほどに、やたらと肉関係のお店が多いことに気づく…ブームなのか。

 

はっと気づくと、歓楽街へ迷い込んでいた。

 

嬉しい…俺の足は、勝手に動きやがって…いやあ凄いところだなあ。

 

漸く歓楽街を抜けたところにはこんなビルが。

 

 

そして宮城県登米地方に残る、郷土料理「はっと汁」…はっとは、ご法度のこと。

 

お米が満足に食べることができない時代小麦粉練って汁物に入れ飢えを凌ぎました。

 

所謂、お米の代用食。

 

それが今や「南部はっと鍋」となってお出ましだ。

 

 

少し迷ったが、はっと汁は経験済み。

 

ここはブームに乗っかり「牛庵」へ入る。

 

一人焼肉だが、もう慣れた。

 

今はスマホがあるから退屈しない。

 

便利な世の中になったものだ。

 

 

そして〆はホテルの隣の一風堂と決めている。

 

何が何でも一風堂だ、腹が落ち着くのである。

 

九州で食べてもそこまで美味しいとは思はないが、

 

東北で食べる一風堂は、極端に言うと海外で梅干しを食うようなのだ。

 

 

明日からの研修に元気が出た。

 

では。