猫は、縦方向に抜群の身体能力をみせる。
差し詰め走高跳の選手だ。
本来、動物にはもともと持っている優れた能力があるが、
待ち伏せ型の肉食獣である猫は、跳躍力だけでなく、瞬発力も侮れない。
猫の跳躍力が体高の約1.5倍だから、1メートル50センチ。
現在の私と我が家の猫が、犬・猫・人の合同運動会に出たとして、
競技は走高跳だったとしよう。
優勝はスズメ(猫)、次いで私(多分)、最後がコーギー犬の佐助だ。
徒競走でも30メートル走なら、やはり猫が一番。
100メートル走なら犬だろう。
そんな猫だが、地震直後、猫がいなくなる。
あるいは、地震で揺れ始める前から猫が走り出す。
このような現象はとても多いと聞く。
犬に関してはそのような話は聞かない。

フクロウの真似をさせられるスズメ、よく見るとネットを被っている(笑)

台所で物欲しそうにしているスズメ、私が食事を始めると寄ってくるのだ。

任天堂スイッチのゲームに興じる子と並んで寝るスズメ、落ち着くようです。
猫の聴覚の鋭さが、わずかな揺れを感じ取り、その地震の大きさまでも分かるのか。
人間より圧倒的に早く反応して、安全な所へ避難しているのだろう。
家につく、と言われる猫が逃げ出すのは、相当な危険、ストレスを感じるのだろう。
我が家の地震への安全対策は、第一に、猫の脱走。
そこから始めなければいけないなあ。
猫は、危険が迫っていることを、いち早く教えてくれているのだから。
スズメ、頼むぞ。